17/11/09 00:08:41.57 nrETaXYL0.net
色々調べた。闇は深いが、開き直りを強いられた末に一筋の光明が。
まずプロトタイプ調査。漠然とメーカー分類のD型を望んでいたが、購入した製品は正しくはE型であった。マイナークラスだが、何とD型よりも一回り以上重い。
B:40トン~50トン 軸重12.5トン
D:65トン 軸重16.3トン
E:85トン 軸重21.3トン
大雑把に言うとこんな感じ。
模型的な問題ではD型とE型の差異は少ないらしい。私も製品画像を見てD型だと判断していたぐらいだ。
軸重を得るために死重を積む、台枠など無意味に太い部材を使う、等が差なのだろう。
実物の販売数はもちろんB型が一番多い。
1920年前後の電鉄網崩壊の中で中古車が市場に溢れ、またコピーされまくったがためにエコノミーモデルB-1型約1ダースを最後に最も早くカタログ落ちした。
ここで考えたのだが、日本がボールドゥイン凸電を輸入した時期は1922年から1926年の比較的短い時期に限られる。
さらに本国アメリカでは販売終了したモデルであった訳だ。
知らなかった。単純なコピー悪玉論は無理らしい。私が1920年代を意識していたのはこの点による。
それに対しD型E型の重量級モデルは、市場が限られ代わりの手段に乏しいために、数こそ少ないが製造自体は1940年前後までポツポツと製造が続く。
このあたりはシェイギヤードロコと全く同じ。
シェイも主力商品の中古車が市場に溢れかえり、後半は巨人機だけが僅かに造られる状況に陥った。
気が向けば続く。