22/10/24 21:41:31.05 5v4GCecP.net
西濃鉄道ですが、しばし考えた末に絡むことは無いと判断しました。
出来る限り史実を利用しながら嘘をつきたいことと、資本関係とノウハウの問題。致命傷が電化。
近江鉄道、伊吹山スキー場を実際に経営しておりました。ですから嘘は部分的なものになります。
1950年代半ばに地元集落が保障として鉄道を求め大阪窯業セメントが専用線を現物提供すれば、有り得た話だと思います。
10年経過してしまうと観光バスの時代になります。
次に西濃鉄道の株主の問題。金生山周辺で石灰採掘業を営む企業が西濃鉄道の主要株主です。
大阪窯業セメントの立場に立ってみてください。なぜ輸送ルートを同業他社の影響下に置かねばならないのか。
金生山系企業の接近(出資)を、とても強く警戒すると思います。
近江鉄道は滋賀県最大の私鉄であり、50年代には既にコクド滋賀営業所のようなものです。さらに電化の経験が長い。
大阪窯業セメントから見ても非常に魅力的な相手です。西濃鉄道との競争力の差は比較不能だと思いますよ。
地元住民から見ると、戦前から軽井沢などで実績あるコクドの名刺の価値は重い。実際に営業開始に至ってますし。
最後の致命傷ですが、西濃鉄道は勾配も緩く無煙化の時期も遅く稼働状態のB6型を後世に残せたほどです。
専用線がある時代のいつであろうと、彼らが伊吹山を訪れても何もできることがありません。
ところで最近の西濃鉄道、ダークサイドでイイ味出てますね。ピンク色のDD451型には驚きました。