15/09/20 00:36:02.60 Sieg9Wj0.net
近鉄の鉄道模型(10100系 新ビスタカー(プレスアイゼンバーン))がどうして1/87 16.5mmゲージでは売れなかったのか?
近鉄の歴史を紐解けば簡単にわかるんだけど
1959年12月12日、名阪特急として10100系運転開始
少し巻き戻して
1959年11月27日 名古屋線全線改軌完了
1959年11月19日 名古屋本線「改軌」開始
1959年9月26日 伊勢湾台風
名古屋線、つまり元関西急行電鉄名古屋線は1067mm軌間(狭軌)だったわけ
近鉄のモ6301形・モ6311形・モ6331形は改軌した後も、台車交換により標準軌化された
少なくとも、名古屋側は国鉄在来線車両規格と似たような1067mm軌間の電車が走っていたので、
それと同様に1/80程度で作り、しかも改軌後でも合わせるよう近鉄は全て1/80程度となった
しかし、そんなのを知らないあれが1/87程度 16.5mmで出してしまい
「在来線普通列車とサイズが合わない」
「他社の10100系(1/80車)と併結したら凸凹になる」
そして高額だったことから、主導権を握れず、結局「いいんだけど凸凹になるからパス」と売れ残ることに