17/09/22 17:00:03.94 /Mmcye0z.net
>>806
21日発表の文化庁の国語世論調査では「空気を読む」傾向が強まっていることが明らかになった。
「これからの時代に特に必要な言葉の知識や能力」として「相手や場面を認識する能力」と回答した割合は19%で、
2002年度の7%から大幅に増え、最も多い「説明したり発表したりする能力」(21%)に迫った。
意見の表明や議論についての意識を聞いた質問では、
人と意見が違うときに「なるべく事を荒立てないで収めたい方だ」という人の割合が62%で、
同様の質問をした08年度より10ポイント高まった。
交流サイト(SNS)などで特定の個人の投稿が拡散され、
主に批判的なコメントが集まる「炎上」については「目撃した際に書き込みや拡散をするか」との問いに
「(大体・たまに)すると思う」と答えた人の割合は3%にとどまった。年齢別で最も高いのは20代で、11%が「すると思う」と答えた。
一方、言葉について困っていることや気になることを尋ねる質問(複数回答)には
「流行語や新しい言葉の意味が分からない」と答えた人の割合が56%で、10年度より14ポイント高くなった。
「年の離れた人たちが使っている言葉の意味が分からない」という人も31%と9ポイント増え、年代が上がると増える傾向があった。
日本大の田中ゆかり教授は「(1980年前後生まれ以降を指す)デジタルネーティブ世代と
高齢層の間では(言葉の)崖のようなものができつつある」とみている。
日本経済新聞 朝刊