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福岡・中2自殺 いじめ誘発元担任減給 県教委が4人処分 校長も、教頭は戒告
福岡県教委は6日、同県筑前町の三輪中2年の森啓祐さん=当時(13)=がいじめを苦に自殺した問題で、
からかいや冷やかしにつながる不適切な発言をした1年時の担任教師(48)と指導監督責任を怠った校長(52)をそれぞれ減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。
■「処分望まぬ」意見尊重
このほか、深刻ないじめを見逃し、具体的な指導をしなかった2年時の担任教師(44)と指導監督責任を怠った教頭(52)をそれぞれ戒告とした。
県教委によると、当初、新旧の担任教師を1‐3カ月の停職、管理職を数カ月の減給にする案もあったが、
三輪中PTAから嘆願書が出たほか、森さんの遺族が県教委に「処分は望まない」と伝えたことなどを踏まえ、判断したという。
新担任は指導力不足教諭として4月から1年間、学校現場を離れ、教育センター(同県篠栗町)で研修を受ける。
2月20日の県教育委員会(清原雅彦委員長)の臨時会で処分案を検討したがまとまらず、3月6日の定例会まで決定が遅れたことに関し、
県教委教職員課は「前例がなく、処分の妥当性についての意見の整理がつかなかった」としている。
森啓祐さんの母美加さん(36)の話
処分が重いとか軽いとかの問題ではない。
私たち遺族は、そもそも処分を望んではいない。
先生たちにはいじめ自殺という問題に向き合い、今後どうやって三輪中を再生していくか、を考えてほしい。
=2007/03/07付 西日本新聞朝刊=
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