20/05/27 01:08:44.23 nCx+eknE.net
>>18
虚空蔵求聞持法とは、記憶力を増す荒行という。50日、70日、100日と、自己が定めた期間に虚空蔵菩薩の真言を百万回唱えると、8万4千もの教典を読唱したことになり、多くの智恵を授かるとも言われている。
「阿波の大滝岳に登りよじ、土佐の室戸岬に勤念す。谷響きを惜しまず、明星来影す」
空海は著書「三教指帰(さんごうしいき)」でそう自ら修行した事実を記している。
室戸岬には岩窟もあり、前には大海原が広がる。
空海はこの地でついに、明けの明星が口から体中に入り、
宇宙の表出とも言うべき体験をした。
空海はここで宇宙と一体になれたことを著していて、
私はこのようなことを背景にしている情景をイメージしながら、
今存在する現実を写真で残すべく、一路、室戸岬に向かった。