20/06/10 08:44:07.24 ouBnZ/Hp.net
スピ系で言うワンネスと空のワンネスの違いについて。
スピ系のワンネスは具象的な個の違いをそのまま肯定している。
それに対して具象性を抽象化した所に同一性を求めるのが空のワンネス。
普通、因果というと時間軸を区切ってここが因でここが果だと言う。
これを起承転結という事象の記述に置き換えても
これが起・承・転・結と区切って認識する。
ところがその考え方を全存在、全事象に拡げると
全てが繋がって、ある事象は他の事象の因であり果である
起承転結も同様に、起は別の事柄の承であったり転であったり結であったりと
個別の因果、起承転結が無くなって相互に繋がる関係性だけが残る。
この関係性を「相依性」という、世界はこの相依性によって抽象化され
繋がりワンネスになる、これは具象的な有ではないが無でもないから「空」
般若心経では十二縁起という一見機械論的因果論から始まって最後には
それ拡げていくと全部繋がって物事は単体では存在しないという
相依性によって抽象化された全体＝ワンネスの統合的世界観を示している。