20/12/12 07:13:06.81 SPaSCq0r.net
性エネルギーを昇華しながら瞑想状態(変性意識)に入る、というのは
経験を書いた人はいても誰もが出来る方法として明示した人はいないと思う。
先のやり方で、射精の前に賢者モードに入ったら快感と強い心的安定に入る。
ただ性的妄想から入っているので意識的にも身体感覚的にも「未昇華」の部分がある。
ここからは性的妄想や性器への接触を一切行わず賢者モードに入るように持っていく。
先ず座って最初は両鼠径部に意識を置く、これは性器接触と性的妄想の代わり
そうすると会陰から気が流れ込んで下腹後方の真丹田に溜まる。
ここに意識を置くと快感と心的安定感と一体になる。
これが性行為を離れた賢者モード。
意識は性行為の時と同じように、四肢や体幹を緩めると
一か所に気が集まるのでそれに感覚を乗せる。
以前は性器に、今度は丹田に気が集まる。
この辺の意識の持ち方を模式化すると、普通に集中すると例えば意識野が
円だとしてその中心に意識を置いてそこから円内に意識を広げる形になる。
ところが弛緩への集中から入ると、円の周縁に満遍なく意識を置くと
自動的に中心に焦点が集まる形になる。
身体感覚現象としては前者は緊張感、熱感が主になるが後者は
快感、心的安定感が主になり全く別物、仙道の集中方も全身周天以降は
後者の集中に入るが明確に道筋が示されていない。
座って賢者モードに入ってから起こることを書いておく。
意識集中でセロトニンの分泌を促せるようになると
呼吸が自動的に急に深くなる、腹がゴロゴロなる。
ゴロゴロとは別にポンポンというような破裂音がすることがある。
これは座禅の資料などにも記述があるがセロトニン分泌に伴った現象。
そして自動的に性器、ヘソ、特に肛門が強く締まって丹田に強い快感が生じる。
その快感に意識を向けると光を感じられる。
自動的な締まりと同時に細かい振動が仙骨から全身に広がる。
問題はこの時、現象に意識を引きずられるとそれまで気に集中していたのが
肉体に意識が行き、体のどこかに現象が固定してしまうので
弛緩を丁寧にやって身体感覚を消す、すると肉体感覚を離れたところに
意識と気と感覚の中心点が出現する、それが丹。
ここまで自力で出来れば後は自動的に進む。
一応ここまでカキコ出来れば役割は果たしたかな。