15/05/26 12:55:24.56 rUkQI02i.net
さて、世の中には、
人類の団結と群体としての自覚を促す宇宙人が
やって来てくれることを心待ちにしている人達がいる
しかし、いつになるか全くあてに出来ないのだから、
人類は自らの手で巨大な姿見を作りだし、
人類は自らの意思で鏡像段階という通過儀礼を
経験しなければならない
大いなる葛藤を経て、一つの群体として自覚を得た人類は
今の人間が抱いている様な、個々人レベルの矮小な願望というものを持つことが出来なくなる
究極的な願望実現とは、願望を抱くことすら無い状態である
欠乏感があるからそれを充足しようと願望が生じるのなら、
何もかもが満たされた究極的な状態では
願望が生じる前に充足されてしまう
人の持つ願望や悩みは全て対人関係の問題に帰結する、
とは、アドラーという精神分析の学者の言葉である
自分の左手と右手がケンカをしないように
一つの群体として自覚に目覚めた人類は
各個人間で今ほどには対立することが出来ないようになり、
願望の根源を喪失してしまう