24/06/17 13:41:29.77 .net
兄弟九人のうち三人が年齢一桁の内に過酷な修業で死亡。
残った六人は、父親の命令により殺し合いをさせられています。
その際にはお互い頭と顔を覆面にて隠し、兄弟同士で戦わされていることは知らされておらず、天元は兄弟を二人殺したところで父の策略に気付き激しく狼狽しました。
強い子供のみ残すという常軌を逸した父の考えを伝えても、残った弟は残りの兄弟二人を殺したことに何も感じていませんでした。
刃を向けられた天元は弟と戦わず妻三人を連れてそのまま里を抜けます。
自分は地獄に落ちるというのが暫く口癖になっていましたが、まきをに怒られ、雛鶴に泣かれ、須磨に噛まれてからは言わなくなりました。
自分が宇髄一族を減ぼすべきだったのではないかと懊悩し続けていましたが、父と弟を殺すことはできませんでした。