17/08/07 20:50:14.83 .net
2006.11
3回もの週に分けて放送された、松居一代さんの「食で人生を変える」シリーズもとうとう最終夜。
今回はどんな食材が出てくるのでしょうか。
まずは、安住さんと松居さんが伊豆の空港へ降り立ったところから番組はスタートしました。
安住「今回は何を求めてやってきたんですか?」
松居「びっくりするものが待っているわよ!」
ふたりを迎えたのは、卵作り名人山田久一さん。
80歳の大正生まれのおじいさんですが、とっても元気なおじいさんです。
松居さんの友人でもある山田さんは、烏骨鶏を育てる名人。
山田さんと松居さんとの出会いは、今から数年前。
行きつけの洋菓子店でいつも注文しているバームクーヘンを買いに行った時、
店主さんから「美味しい卵があるんだけど、どう?」と勧められたのだそうです。
その卵は、普通の卵に比べて随分小さなモノ。
小さいんですね、と松居さんが呟くと、
店長さんは、
「その卵は、ウコッケイの卵なんですよ。私の兄がウコッケイを育てているんです」
と説明。
烏骨鶏は中国から来たニワトリの一種。通常のニワトリが年間300個生むのに対し、40個しか生まないそうです。しかしその卵は小さいながらビタミン、ミネラルなどの栄養素ははるかに多く、中国では薬膳として知られている鳥なんです。
松居さんはその卵を半信半疑ながら家に持ち帰って、
その卵でプリンを作ってみることにしたそうです。
すると。
この卵、なかなか割れない。
殻がとっても丈夫で、その時に「この卵はきっとすごいに違いない……」と直感。
そして出来上がったプリンを、家族に出したところ、
夫「ん?ママ、このプリンいつもより美味しいんじゃない?」
子供「美味しい~!!」
と大評判。
勿論自分で食べても、とっても美味しくて、
その卵のことをもっと知りたくなったのだそうです。
どんな場所で作られた卵なのか、
どんな人が育てたニワトリ達なのか、
どんな餌を食べているのか。
そして遂に下田にまで足を運んでしまった!
というわけなのだそうです。