06/12/06 14:04:57 l12oZpu40.net
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加工油脂食品:NY市が厳しい使用規制 心臓疾患と関連で
ニューヨーク市衛生当局は5日、市内の全レストランを対象に心臓疾患と関連があるとされる
トランス型脂肪酸を含む料理油やマーガリンなどの加工油脂食品の使用を厳しく規制することを決めた。
保健・衛生関連の条例を改正するもので、米メディアは米国初の市レベルの「禁止令」と報じている。
発表によると、半年から1年半の移行期間を設定し、来年7月からは主にフライドポテトなどの揚げ物を対象に、
トランス型脂肪酸の量を1食当たり0.5グラム以下に抑えることが義務付けられる。
また、08年7月からはすべての料理に同じ基準が適用される。
牛肉や牛乳などの天然食品に含まれるトランス型脂肪酸は対象にならない。
トランス型脂肪酸はマーガリンのほかパンやケーキを作る際に使用されるショートニングなどの加工油脂に含まれている。
油を高温加熱した際にも生じ、フライドポテトやドーナツなどに多く含まれている。
米国人の1人当たり摂取量は1日平均約5・8グラムで日本人の4倍近い。
また、トランス型脂肪酸を取り過ぎれば、心臓疾患のリスクを高めるとされ、米国では今年から食品への含有量の表示が義務付けられた。
ファストフードチェーンも使用する調理油を変更するなど対応を進めているが、レストラン業界からは厳しい規制への反発も出ている。
毎日新聞 2006年12月6日 10時30分