07/10/29 22:59:33 VK5h1afL0.net
>>121
まず、「曹操が張バクを頼れ」って言葉は、
「曹操の下に張バクがいる」って構図を思わせるんだけど、
実際には「張バクの下に曹操が居る」んだよ。
反董卓連合が結成された当初、曹操と張バクは共に陳留で挙兵した。
張バクは陳留郡太守。対して曹操は無位無官。
でもって袁術は反董卓連合時に曹操の死の誤報を曹操の家族に伝えた事があった。
曹操は袁術の管理下にあったんじゃないだろうか。
だから、反董卓連合当時、袁術→張バク→曹操という指揮系統があり、
連合の解散に前後して曹操が袁紹側に寝返ったんじゃないかと思う。
袁紹は偽勅をばら撒いてシンパに官爵を与えていたというし、
曹操は南陽から進出してきた袁術をコテンパンに打ち負かしちゃった。
曹操が袁紹へ寝返った事で、
いつの間にか陳留における曹操・張バクの関係は逆転してしまったんだと思う。
>>121の貼ってくれたURLでは、
曹操が「張バクのことを仲間だと思い込んでいた」ことはわかるが、
張バクも「仲間だと思っていた」かどうかは解らない。
曹操は多分、張バクも自分と一緒に袁紹サイドに寝返ったものだと思い込んでいたんだろう。
でも張バクは、まだ袁術サイドにいるつもりだったんじゃないかな。