07/08/12 02:34:57 Tgm7FhD50.net
【名前】孫儒
【時代】唐末
【理由】黄巣の乱以後の大混乱期を代表する巨盗。
特定の根拠地をもたず、城市を次々襲撃しては掠奪放火し立ち去って行くイナゴ野郎。
東都(洛陽)、揚州、蘇州、常州をはじめ被害に遭った街は数知れず。
揚州(当時中国最大の経済都市)では、街を燃やした後、
壮丁婦女をすべて連行し、病人や老人を殺して食料にした。
戦はめっぽう強く、朱全忠と楊行密を同時に敵に回しても一歩もひけをとらないタフネスぶり。
最後は楊行密の兵糧攻めで撃破され、斬られる。
ちなみに五代十国楚の建国者馬殷は孫儒の部下。