06/11/12 23:57:50 hWCQkQ0Y0.net
無塩(鐘離春): 姓は鐘離の二文字で、無塩という村に生まれた醜女。非常に賢かったのだが、もっぱらその容姿が評判となって
「無塩」が醜女の代名詞となった。漆で塗ったかのような色黒、臼のように鉢のひらいた頭で奥目。節が高く長い指、上を向いた鼻。
突き出した喉仏に、たっぷり肉のついたうなじ。しかも髪は少ししかなく、腰は曲がってその分鳩胸だった。四十なっても貰い手が
無かったが、斉の宣王に国が危うい事を四ヶ条にわたって述べ、その賢さに感動した宣王の妃となった。