07/03/03 10:33:32 eDbFIEAo0.net
朱元璋「もしもし明朝出版の朱です 今日から僕があなたの君主になりました よろしくお願いします」
羅貫中「え?張士誠は??」
朱元璋「滅びました」
羅貫中「うそ―?」
朱元璋「ていうか滅ぼしました」
朱元璋「それで三国志演義 徐庶伝の話なんですけど、次回が最期です」
羅貫中「うそ―――っ」
朱元璋「悪く言えば勅令です」
羅貫中「わざわざ悪く言わないで下さい」
朱元璋「もともと中身がめちゃくちゃで 今回はぶっちぎりの悪評だったんですよ。官能小説の『エロエロ仙人 左慈伝』より評判が悪くて・・・」
羅貫中「マジっすか!でも急に勅令とか言われても困りますよ!僕の小説やっと盛り上がってきたところなのに…四天王とか出てきて…」
朱元璋「乱世はまだまだ続く…みたいな終わり方でいいじゃないですか」
羅貫中「そういう終わり方ってよくありますけど僕のシナリオの場合…敵の曹操に徐庶の母親が囚われてるじゃないですか…」
羅貫中「しかも食事は一日に温州みかん一個だけで 偽手紙とか書かされたりしてるんですよ」
朱元璋「『左慈伝』とカブってますね」
羅貫中「いや全然カブってないですよ!とにかくそんなわけで曹操を倒さないとすっきりしないっていうか…」
朱元璋「そうですねえ…」
羅貫中「しかもそのためにはいろいろ条件があって… 曹操の居る銅雀台に入るにはを二喬を手に入れないといけないし…曹操を倒すにはまず四天王を倒さなければいけないし…」
羅貫中「しかも今戦ってる四天王の曹仁は別名「ザ・天人」と呼ばれる程妙にタフネスで10回刺さないと死なないんですよ」
朱元璋「なんでそんな設定に…」
羅貫中「10巻くらい引っ張ろうと思って… あと主人公に親友の天才軍師がいるらしいことを第一巻からほのめかせてるんですけど コレどうしましょう…」
朱元璋「さあ… まあ うまくまとめてください」
羅貫中(はあ…新しい君主何か冷たい)「で その…紙何枚もらえるんですか?」
朱元璋「3枚でお願いします」
羅貫中「うそ――――っ なんで僕そんなに酷い扱いなんですか!?」
朱元璋「ほんと評判が悪くて…」
羅貫中「ちくしょ―――――――!! もう下野しますからね!」
朱元璋「はい」