22/11/14 15:24:20.99 .net
ソフトバンクグループは暗号資産(仮想通貨)交換業者FTXに対する1億ドル(約141億円)弱の出資分について、そのすべてをゼロと評価して損失を計上することを見込んでいる。事情に詳しい関係者が明らかにした。
FTX共同創業者のサム・バンクマンフリード氏が追加資金がなければ同社が破産を申請する必要が生じると発言して以降、同社に対するソフトバンクGのエクスポージャーに注目が集まっていた。
この関係者によると、ソフトバンクGはこれまで100億ドル未満の額をFTXに出資。出資分については取得原価に近い水準で評価しており、評価額を引き上げて利益を計上するような手法はとらずにいたという。評価損は10-12月期に計上される可能性が高いという。
同社は公式にはFTXに対する出資額や、四半期ごとにどのFTXへの出資を評価しているかについては明らかにしていない。一方、FTXの主要な出資者の1社であるセコイア・キャピタルは投資家を安心させるため、速やかにFTXへのエクスポージャーは限定的だとの声明を発表し、減額を減損処理したことを明らかにした。
FTXが発表した文書によると、ソフトバンクGは昨年、9億ドル規模のシリーズB資金調達ラウンドに参加し、さらに今年には4億ドル規模のラウンドにも参加していた。セコイヤやコインベース・ベンチャーズなど複数の投資家が両ラウンドで資金を提供したが、詳細な内訳は明らかにされていない。
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