22/07/27 17:45:00 .net
>>779
我が家には、5人の子どもがいる。予定では2人か3人と思っていたのだが、気がつけば5人になっていた。子どもたちからすると、親がプロ野球選手かどうかは関係ない。家にいる時間はプロ野球選手ではなく子どもたちの父親なので、父親として当たり前だと思うことをやってきた。習い事の送り迎えも、できる時はするし、運動会の日が休みであれば、もちろん行く。リクエストされたことには、可能な限りなんでも応えるスタイルだ。
運動会で親が参加する種目に出場し、全力で走って、他の保護者をごぼう抜きにしたことがあった。そこまで本気を出さなくても……と思われていたかもしれないが、普段から自分が子どもたちに「なんでも手を抜かず、全力でやれ」と言っているのに、自分が手を抜くわけにはいかないので、全力でやっただけだ。
野球をやめて、今までよりも家にいる時間は増えたが、いい父親だとはまったく思っていない。習い事の送り迎えの間に、ランニングや最近始めたゴルフの練習などをしながら、自分なりに楽しんで時間を使っている。ゴルフはめちゃくちゃ下手くそで、一度コンペに参加したらブービー賞という恥ずかしい結果だった。
その屈辱を晴らすべく、ひとりでこっそり練習をしていたら、4か月でベストスコア100切りを達成してしまった。なんでもハマってしまうと研究熱心になるのは、野球をやめても変わらないみたいだ。
そんな自分を見ている子どもたちからは、しょっちゅう怒られる。集中している時と、していない時の差が極端なので、家で集中していない時のだらしなさはひどいものなのだ。子どもたちに何か言われても、ふざけて答えてしまうことが多く、「適当なことばかり言う」「ウソつき」と言われ……一番手厳しい娘からは「本当にもういいから」「来なくていい」と呆れられることもある。
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