18/03/01 07:51:41.04 .net
>>530
基本的に不揮発性物質と水溶性物質を留出させずに除くだけで、そんなに分離能力があるわけじゃないけど(蒸気圧に応じた割合で
留出してきちゃうので)。
あとは原理的に欲しいモノの沸点が高いほど留出水の所要量が増えるから、あまり現実的な操作ではなくなる。
コツは水とよく懸濁するようにフラスコ内の液量をあまり多くせずに深くせずに激しく撹拌すること(表面に油膜ができちゃうと過熱状態
になって突沸する)、フラッディングを防ぐために太めの蒸留塔を使うこと(水蒸気の空間速度を下げて油滴が舞い上がって出てくるのを抑える)、
潜熱の大きい水と一緒に出てくるので冷却管を長くとること、くらいか。