13/02/28 11:21:09.64 .net
>>112
うまく説明できてなくてスマヌ
まあ理屈は後付けの部分もあるし、理解できなくても気にしないでいい
>>113
横からの投影写真があるとさらにいいかも
六員環の、置換基をもつ炭素についた水素が、みんな環に対して垂直(axial)ってのがポイント
ちなみに置換基は環に対して平行(equatorial)っぽい斜めになってる(上から見ると環の外向き)
ベンゼン環じゃない化合物では、o-p-とかは無いよ
配向性は「ベンゼン環にもともとついてる基」に対して「新たにくっつける基がどこになるか」ってことね
メントールの置換基の位置関係については、ちとややこしいけど
生合成(生物が体内でつくりだす)のときにできる鎖状化合物が輪になったとき、もともと枝だったのがメチル基
主鎖が炭素8個だったのを六員環にしたせいで、あぶれたのがイソプロピル基ってわけ(末端が枝分かれしてるのでエチルでなくイソプロピル)
ベンゼン環と違って、六員環の各炭素に2こずつ置換基がつけられるので、その置換基の「向き」が重要になってくるんだ
一般に寝てる(環に対して外向き)ほうが安定(熱力学的に有利)、立ってる(環に対して上下垂直)と不安定(不利)
わかりやすくいえばネコかタチってことな(違
あとは、シトロネラールをつくってみて、これが環になるという意味を実感できればしめたものだけどね
テルペンの化学は似たような構造で全然違う名前の化合物がぞろぞろ出てきてややこしいから、興味がなければスルーして