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>>71-73
C-2s と C-2p のエネルギー差について
クールソン:「化学結合論」第2版 関・千原・鈴木(訳)、岩波書店(1963)
の §8・4 p.191 には
「…、ψ(2s)と ψ(2p)とがほぼ等しいエネルギーをもつ炭素の場合の方が…」
とあります。
Eyring、Walter、Kimball: "Quantum Chemistry", John Wiley & Sons (1944)
の Chapter 12b.p.221 には
" …,the 5S term lies about 3-4 e.v. above the ground state."
とあります。
C(5S):(2s)(2p)^3
C(3P):(2s)^2(2p)^2:ground state
かなり過小評価のようです。
一方、イオン化ポテンシャルの測定値は、
C E(2p)- E(2s)= 19.5 - 11.26030 = 8.24 e.v.
CH4 E(2p)- E(2s)= 14.56 - 7.03 = 7.53 e.v.