21/11/07 19:26:37.70 .net
415 :あるケミストさん:02/10/19 04:12
> 順に小さくなってくと思ってね。
もちろん、この部分はそうなると保証される訳じゃぁない。
そう仮定すると上の話は成り立つけど、
そうなってないと摂動法は破綻するのね。
いつまでたっても収束しない。
338:あるケミストさん
21/11/07 19:27:29.55 .net
484 :あるケミストさん:03/01/26 23:50
量子化学の話題から少しそれますが、固体の電子論なんかで
kベクトル(波動ベクトル)って出てきますよね。
あのkベクトルの意味するところがよく分かりません。
具体的に言うと、バンド計算で出てくるブリルアンゾーン内の
エネルギーの分散関係をどのように解釈すればいいのかが分からないんです。
直感的にどういう理解をすればいいのか、教えてください。
485 :あるケミストさん:03/01/27 09:38
kベクトルはそのまま空間座標のフーリエ変換=運動量と
考えればいいんでないかい?
んで、多分分散関係からフェルミレベルとかがわかるっしょ?
答えになってる?
339:あるケミストさん
21/11/07 19:35:06.52 .net
49 :あるケミストさん:03/12/16 20:13
MO を~占有軌道同士、仮想軌道同士でユニタリー変換しても~エネルギーは変わらないよ~ラララ~
でも NO は~縮退してなければ~ユニタリー変換するとエネルギーが変わっちゃうよ~ラララ~
52 :あるケミストさん:03/12/16 23:36
>>50
正準軌道にどこまで意味を持たせられるかというのは深遠な問題。
「ユニタリー変換すりゃ色んな形に変えられるじゃないか、
そんなもんのある1つの形を見て何がうれしいんだ? けしからん!」
という考えの人もいるし、
「CASCI とかそれなりにいい描像が得られるし、
正準軌道も全く意味が無いわけじゃないんじゃない?
軌道エネルギーとも対応させられ、
その軌道エネルギーも HF なら意味づけできるし」
という考えの人もいる。
俺は
「HF レベルの MO なんか、複雑な系だと電子相関足りなさすぎて
ホンマに当てになるんかいな。
でも、素性のいい系なら後者の意見に賛成かな」
DFT については
「密度しか保証しないのに MO にどれだけ意味づけできるんだ?
そりゃ危険だろ」
という意見。
NO は縮退さえしてなければ唯一に決まるので、NO に関しては気にしない
(NO だけで全てを語れるかどうかはまた別問題)。
fractional な占有数出すには高精度計算が必要だから
精度の方もそれなりにあるし。
まぁ、UHF でも出るけど、その NO をどれだけ信じれるかってのは正直分からん。
これは UHF の精度と、手法自体のぁゃιさを許容できるかという問題だな。
340:あるケミストさん
21/11/07 19:45:00.23 .net
20 :あるケミストさん:04/05/03 15:36
マリケンポピュレーション解析(デフォルト)とNBOポピュレーション解析はどのように使い分けるのでしょうか?
22 :あるケミストさん:04/05/03 16:58
>>5
MP2/3-21G見て、どんな感じする?
23 :あるケミストさん:04/05/03 18:48
>>20共に糞AIM、使え。
26 :あるケミストさん:04/05/03 19:18
>>23
いろいろな方法あるけど、絶対良い方法なんかあるわけない。電荷は、量子力学では観測不可能な物理量だから。
たとえば、どこまでをその原子の領域に加えるかで、値が変わるから。
NaClの場合でも、領域の取り方によって、極端なこといえばNaの電荷は0になることだってありえる。
個人的には、MPAでも十分な場合が多い。NPAもいい。CPUがほとんどかからない。diffuseの影響もない。
AIMはCPUがものすごくかかる。すこし大きい分子でさえ、エラーで終了した。
CHELP,Merz-kollman,CHELPGなどもあまりCPUかからない。分子によってきわめて有用な場合と全然駄目な場合がある。
RISM-SCFもこれらの方法を使ってる。
NPAとAIMの開発者はいい研究者です。NPAの開発者に質問したら、返事くださり、その上新しいバージョンを無料提供しますと書いてありました。
AIMの開発者もプログラムをMTで無料で提供して下さりました。
28 :あるケミストさん:04/05/03 19:22
>>23,>>20
確かに、方法論的には、AIMが一番いいと思う。だけど、それにもかかわらず、炭化水素で水素の方が陰性になったりして、数値的にはダメだというのはよく知られた話ではないのかな?個人的には、NBOの方が使えると思ってるんですが。
341:あるケミストさん
21/11/07 20:00:42.71 .net
130 :あるケミストさん:04/05/15 18:00
LCAO近似って大丈夫なんでしょうか?ポテンシャルがクーロン力なのに、電子同士のクーロン力は無視しても良いんでしょうか?仕方ないんでしょうか?
131 :あるケミストさん:04/05/15 18:15
無視しているわけではなくて、未知の波動関数(つまり厳密な波動関数)を既知の解(つまり1電子原子オービタル)の一次結合で表現しよう、としているわけ。この方法には変分原理という裏づけもあります。教科書をよく読んで勉強してください。
132 :あるケミストさん:04/05/15 18:21
>>131
つまり、一次結合で模倣しているわけでしょうか?
133 :あるケミストさん:04/05/15 18:54
模倣 の意味をちゃんと言ってくれないと堂々巡りだけど…
134 :あるケミストさん:04/05/15 20:13
>>130,132
無限展開できるなら、LCAO近似でもまったく問題なし。現実は、無限展開できませんが。しかし、普通の計算で不都合は感じませんが。特に、大きな基底関数使えば問題ないのでは。量子化学入門ではじめてLCAOを見たとき、違和感感じました。しかし、だんだん良さがわかりだしました。
342:あるケミストさん
21/11/07 20:01:11.84 .net
135 :あるケミストさん:04/05/16 01:38
計算コスト上、出来るだけ少ない基底関数で波動関数を表現する必要がある。水素様原子では S, P, D, ... 軌道になることが分かってるので、それを利用してやればいいだろう、というのが LCAO 近似の肝。多少表現力が乏しいなら、diffuse やら polarize やら加えてやれば、その不足分も補えるだろう、ということ。
138 :あるケミストさん:04/05/16 02:24
>無視しているわけではなくて、未知の波動関数(つまり厳密な波動関数)を
>既知の解(つまり1電子原子オービタル)の一次結合で表現しよう、としているわけ
それって大丈夫なんでしょうか?って素朴に思ってるんですが。
水素分子イオンさえ、e/r12の項を無視して手計算してるのになーっておもいまして。
139 :あるケミストさん:04/05/16 02:26
水素分子イオンは電子1個だからe/r12の項なんてないよ。
140 :あるケミストさん:04/05/16 03:12
サイモンとマッカリーを読めば具体的にこの近似のときこのくらいずれますよというのが書いてあるのでわかりやちゅいでちゅよ
141 :あるケミストさん:04/05/16 10:59
水素分子のかなり精度のよい計算はW. Kolos と L. Wolniewicz によってやられている。LCAO 近似 + CI での計算とこれを比べてみるといいよ。
343:あるケミストさん
21/11/07 20:03:04.33 .net
249 :あるケミストさん:04/06/23 14:18
実験化学講座12計算化学は、なかなか便利。最近の教科書としてはオススメできる。
344:あるケミストさん
21/11/07 20:16:15.50 .net
773 :あるケミストさん:04/11/06 17:59:54
>>767
> 結晶の電子状態計算(分子軌道計算)で最も優れた方法って何ですか?
「最も優れた手法」は分かりませんが、量子化学計算は大別してHF(Hartree-Fock)系と、DF(Density-Functional)系の2つがあり、結晶=固体と考えるとDFT(密度汎関数理論)を適用することになるでしょう。
この理由は、このDFTが元々固体内の電子をガスとして捉え、この電子ガスの密度の汎関数(関数の関数、つまり写像関数)が系のエネルギー表すという理論より由来します。
767さんがDFTを結晶計算に適用する場合の本としては「密度汎関数法とその応用」(里子,大西)講談社サイエンティフィックがあります ※大西氏担当の偶数章はすっきりしない記述が多いですが・・・。
古いDFT(←平たい表現)といわれるDV-Xα法を記述し、プログラムCD-ROMを同封した書籍に、「はじめての電子状態計算」(大和田 他)三共出版 があります。プログラムはWin3.1でも動作するので、試しにこれから始められては?
>>>> 続きは下に
774 :773:04/11/06 18:04:11
上の続き
> ググってたら,Elongation法っていうのが引っかかるんですけど,
Elongation法は(文献の言葉を引用すると)非周期系の高分子鎖に威力を発揮するといわれる手法です(季刊化学総説 No.46 (2000) 高精度分子設計と新素材開発 p198~)。
担当の今村氏はどっかの大学の学長になってた気が・・・。
> とても高速な計算ができるそうで
確かに計算速度は魅力ですが、(676で書きましたが)精度も重要です。また、量子化学計算では環分子の場合は、10原子程度の比較的小さな分子でもテコの原理が働き、収束が困難になります。最近のプログラムでは改良がなさ
れ収束しやすくなっていますが、系と計算手法によってはダミー原子(数学上のみの仮の点)を使うなどする必要があります。
> 私は,量子化学が専門ではないので,恥ずかしい質問をしているかもしれません.
本で勉強する以外に、実際にプログラムを動かすときの入門として、WinMOPACの試用版付き書籍「計算化学実験」(堀,山崎)丸善 があります。
345:あるケミストさん
21/11/07 20:16:55.19 .net
775 :あるケミストさん:04/11/06 22:13:31
>>774
>また、量子化学計算では環分子の場合は、10原子程度の比較的小さな分子で
>もテコの原理が働き、収束が困難になります。
テコの原理? もう少し詳しく解説お願いできませんでしょうか?
776 :773&774:04/11/06 23:28:33
>>環状分子のテコの原理
上では「テコの原理」と書きましたが、正しくは「梃子効果」で、シーソーのよう
な動きとは少し違います(「計算化学ガイドブック」(丸善)大澤 他,p324)。
例えばベンゼンを構造最適化する場合、ある炭素原子Aを少し動かしたとします。
すると隣の炭素原子Bは最適な距離を保つため、また少し動きます。これが隣-隣
で連鎖すると、結局最初の炭素Aも動かしてしまい、いつまでも堂々巡りで最適な
位置が決まりません(つまり基準を定めたのに、その基準が動く)。
そこで適当な所にダミー原子(通常表記:X)を置き、それを数学上の固定点とみ
なし計算します。
ダミー原子は半経験法における直線分子計算にも用いられます。WinMOPACでは座標
系にデフォルトでZ-matrixを使用しており、この場合では直線分子は計算不可にな
ります。このときダミー原子を使うと、その点が関わる角度が定義できるので計算が
可能になります。
※最近のプログラムはアルゴリズムの改良により、環分子でもダミー原子を使わず
に多くの場合、計算が収束します。
346:あるケミストさん
21/11/07 20:22:14.29 .net
78 :あるケミストさん:05/02/02 08:00:07
シュレヂンガー方程式もexactに解けるようになったらしいですね。
もちろん、まだ極々極々限られた物までですけど。
80 :あるケミストさん:05/02/02 10:08:11
N先生の仕事しらないらしいな。
83 :あるケミストさん:05/02/02 12:07:04
>>78
exact じゃないよ。Free ICI は。「ほぼ」exact だよ。
発表聞いた限りでは、良い基底関数を効率よく生成して、それから CI を行うという手法みたいね。
波動関数は原理的には無限級数になる...筈だからどんだけ続けても「ほぼ」exact にしかならない。
ただ、He とかだと 30 桁くらいの精度があったと思うから、exact と言いたくなる気持ちも分からんでもないが。
ここまでくると、対角化の精度とかも気になってくるね。
しかし、あれだけの桁を合わせても結局近似が入ってるんだよね(非相対論だとか BO 近似とかその辺り)。
今の所は手法の有効性のチェックに過ぎないんだろうけど、そろそろ H2 や dtμ の Non-BO 計算とかしてみて欲しいな。
84 :あるケミストさん:05/02/02 12:52:16
そう?CIよりもクラスター展開に似てない?発表聞いてないのでわからないけど。
85 :あるケミストさん:05/02/02 13:24:48
>>83
数値解析な時点でexactじゃないだろ
86 :あるケミストさん:05/02/02 16:23:06
>>85
だから exact でないとゆうとるに...。
87 :あるケミストさん:05/02/02 23:32:04
>>83
non-BO計算には興味持っているので、いろいろと論文読んでいるですがなかなか難しいですね。理論自体も難しいし、プログラムをいっぱい作らないといけないし。
でも、gasphaseのスペクトルと計算があわないところが結構あるので、この分野は開拓の余地がいっぱいありそうです。
347:あるケミストさん
21/11/07 20:24:07.65 .net
195 :おばかです:05/02/26 08:19:11
ψ(e)= 2φB1s-φA1s-φC1s
↑
この2って何?どうやって求めるの?
H3(三角形三水素)のとことでつまずいた。
ここらへんの分野よくわからないんだよね。
結構やばいかな。
よろしくお願いします。
196 :あるケミストさん:05/02/26 11:33:55
普通に Hueckel ハミルトニアン
αββ
βαβ
ββα
を対角化すれば出てくるよ。
202 :あるケミストさん:05/02/26 23:25:50
195です。
お返事ありがとうございます。
はっきりいって・・・?????です。
無機化学(シュライバー)を初めからやっていてここでつまずきました。
なんだかさっぱです。
線形結合を考えていてなんとなくやってたら突然係数でつまずきました。
これはどのような分野で調べればよいでしょうか?
NH3の2重縮重の考えのことでも出てきますよね!?
本当の量子初心者です。
よろしくお願いします。
348:あるケミストさん
21/11/07 20:24:23.69 .net
205 :あるケミストさん:05/02/27 11:22:35
>>195
よくわからないけど、
B
A C
という構造かな?
ψ(e)= 2φB1s-φA1s-φC1s を変形すると
ψ(e)= (B1s-φA1s)+(B1s-φC1s)
です。この式が意味する事は、
第1項からBとAが反結合。なぜなら、B-Aになってるから。(-ということは、反結合)
同じく、第2項からBとCが反結合。なぜなら、B-Cになってるから。
電子の数が良くわかりませんが、それぞれの水素に電子が1つあるのなら、このような反結合が生じる事はありえると
思います。
第一項をY,第2項をZと定義すると、
ψ(e) = Y + Z
になります。
当然、構造からYとZの線形結合でも不思議ではありません。
ところが、AとCの相互作用がこの式にないことがわかります。
無機化学の教科書レベルでは、荒っぽく直感的に書いてるからだと推測できます。
教科書読んでなかなかわからない場合は、その部分をパスして読み続けたらいいです。
そのうち、わからない部分が自然とわかるときもありますから。
349:あるケミストさん
21/11/07 20:24:51.95 .net
206 :あるケミストさん:05/02/28 16:46:34
この分子の場合、Huckel MO は
ψ1=(φA+φB+φC)/√3
ψ2=(2φB-φA-φC)/√6
ψ3=(φA-φC)/√2
となる。
問題の軌道はψ2なんだが、
実はこのψ2とψ3は縮退している。
>荒っぽく直感的に書いてるからだと推測できます
というのは間違いで、残りの A-C は単にψ3にあるというだけの話だ。
207 :あるケミストさん:05/02/28 17:10:24
そうでしたか。
ちょっとわからないのですが、
Huckel MOは、パイ電子に使うのでは?
208 :あるケミストさん:05/02/28 17:45:03
C三員環のHuckel近似もH三員環も殆ど同じだよ。
350:あるケミストさん
21/11/07 20:25:09.88 .net
210 :さまよえる分子軌道:05/02/28 20:48:06
なんだかさらに難しくなっている
本当に皆さん返事ありがとうございます。
204さんみたいにうちも授業がちょっと・・・なので独学なんです。
無機はシュライバー、物化はアトキンスを買い揃えました。(うちは教科書までしょぼい)
分子軌道をH2からはじめてなんとなく結合性、半結合性、(時にはH3なんかで非結合性)を考えて進めていきました。
無機を初めにやったからこんな状態になったのでしょうね。
これまで感覚的に進んでいました。
ψとφの違いすら危ういです。
(ψは原子軌道、φは分子軌道だと思うのですが、
両教科書でWalshダイアグラムのとこ見ると無機はψとφ、物化はψだけになっていいたりしています。
他には同じ教科書内で混在していたりと見るたびにわからなくなります)
C1,C2等の係数がよくわからないんです。たとえば、水素(ψ=CAφA+CBφB)はCA=CBって説明は同じ原子なのでわかります。(同じだから簡単に消えてしまう!?)
それで上で聞いたH3の三角形水素のψ(e)の"2"なんかがそうですが、
これば直線のH3になると、下記のようなψ(1σ)とψ(3σ)にある√2なんかもわかりません。
ψ(1σ)=φA1s+√2φB1s+φC1s
ψ(2σ)=φA1s-φC1s
ψ(3σ)=φA1s-√2φB1s+φC1s
もしアトキンスで書いてあるのであればどこらへんか教えてもらえますか?
多分この先異核2原子分子とかも出てきそうなので。
一応一通り見たのですが、もしかしたら数字や公式がいっぱいあったところなのかもしれません。
わけわからないので飛ばしちゃいました。
どうかご伝授お願いします。
351:あるケミストさん
21/11/07 20:25:34.77 .net
212 :あるケミストさん:05/02/28 21:54:37
>>210
> ψは原子軌道、φは分子軌道だと思うのですが
志村、逆! 逆!
ま、単に記号をどう定義するかって問題なだけではあるけど。
係数はハミルトニアン書いて、実際に対角化すれば自然に出てくる。
直線・環状分子であれば、一電子近似&最近接近似すれば解析的に解ける。
例えば H_3 の MO は別の形で書けば
ψ1 = (φA + φB + φC) / √3
ψ2 = (φA cos(-π/3) + φB cos(0) + φC cos(π/3)) * √(2/3)
ψ3 = (φA sin(-π/3) + φB sin(0) + φC sin(π/3)) * √(2/3)
だったりするわけで、
奇数員環 H_n に一般化した形もそれなりに推測できるんじゃないかと。
π電子を使った話がアトキンスの上巻14.10で説明されてるけど、
s 軌道が p 軌道になっただけで、それ以外は H_n の場合と全く一緒。
別の考え方をすると、こういう係数は分子の対称性から出てくる。
群論を使った話が上巻15章に書いてある。
ただ、こういう細かい係数の話よりも、
ノードの数の方が重要なんじゃないかな。
H_3 だと、ψ1の係数は全部符号が一緒、
ψ2の係数はBとA-Cの間で符号が変わる、
ψ3の係数はそれに直交するA-Cの間で符号が変わる、と。
直線分子ではノード0、1、2、... の軌道ができる。
352:あるケミストさん
21/11/07 20:26:27.21 .net
241 :あるケミストさん:05/03/17 11:55:49
>>195
等核三員環をヒュッケル法で解く。[>>196]より
|a,b,b|
|b,a,b| = H.
|b,b,a|
固有方程式は
|xI-H| = (x-a)^3 -3(x-a)b^2 -2b^3 = (x-a-2b)(x-a+b)^2.
これを解くと[>>206]
A: x = a+2b, ψ1 = (φA+φB+φC)/√3.
E: x = a-b, ψ2 = (2φB-φA-φC)/√6, ψ3 = (φA-φC)/√2.
分からない香具師は↓へ
スレリンク(math板)
>>212
ψ2 = (φA cos(-2π/3) + φB cos(0) + φC cos(2π/3)) * √(2/3)
ψ3 = (φA sin(-2π/3) + φB sin(0) + φC sin(2π/3)) * √(2/3)
353:あるケミストさん
21/11/07 20:26:44.75 .net
242 :あるケミストさん:05/03/17 12:09:01
>210
線状分子のときは
|a, b1, 0|
|b1,a ',b2| = H.
|0, b2, a|
固有方程式は
|xI-H| = (x-a ')(x-a)^2 -(x-a)(b1^2 +b2^2) = (x-a){(x-a)(x-a ') -2b^2}.
b = √{(b1^2 +b2^2)/2}.
これを解いて
A: x = (a '+a)/2 + b√(2 +δ^2), ψ1 = {φA +k(+)φB +φC} / √[2+k(+)^2].
B: x = a, ψ2 = (φA -φC)/√2.
A: x = (a '+a)/2 - b√(2 +δ^2), ψ3 = {φA +k(-)φB +φC} / √[2+k(-)^2].
縮退がない。
k(±) ≡ δ ± √(2+δ^2), δ≡(a'-a)/2b. 等核のときはδ=0, k=±√2.
分からない香具師は↓へ
スレリンク(math板)
243 :あるケミストさん:05/03/17 14:20:52
>>241
> 2π/3
ごぬん。ミスってた。
まぁ、さらに正確に言えば 4π/3 ね。
H3 だと関係ないけど、Hn に拡張する時に重要。
354:あるケミストさん
21/11/07 20:27:10.63 .net
246 :あるケミストさん:05/03/19 19:39:58
フロンティア電子密度の計算で
永年方程式がいきなりドンとでてきたり
分子軌道計算のでてくるパラメーターがさっぱり
247 :あるケミストさん:05/03/19 20:05:21
>>246
高校数学でわかるシュレディンガー方程式 量子力学を学びたい人、ほんとうに理解したい人へ
URLリンク(www.7andy.jp)
355:あるケミストさん
21/11/07 20:28:13.71 .net
303 :あるケミストさん:2005/05/27(金) 01:46:52
フェルミディラック分布を考える上でわからないところがあります。
1) 各々の電子は区別できない。
2) 一つの座席には一つの電子しか入れない( Pauliの原理 )。
このような条件で座席を占める粒子が熱平衡状態でとるエネルギー分布
<--- 全電子数一定,全エネルギー一定のもとでの最確分布
の最確分布の意味がわかりません。テキストには最確分布を求めるのに
全エネルギーでの座席を占める粒子の仕方の総数Wの極地を求めればいい・・・
と書いてあるんですが、何でそうなるのかさっぱりです。
最確分布について教えてください
304 :あるケミストさん:2005/05/30(月) 10:54:13
そのテキストの説明で何で分からないのかさっぱりですよ。
305 :あるケミストさん:2005/05/30(月) 15:44:08
すげースレ違いっぽいんだが。。
要するにエネルギーさえ同じならば
どのような配置も等確率で実現するというのが
統計力学の考え方なわけで、
ならば見かけ上区別のつかないような状態が
(実は本質的に区別がつかないのだという補正が(N!)^-1)
一番多いのはどのような分布の仕方なのか求めよう、
っていう構図はこれまでとずっと変わらない。
式の意味に気を配りながらもう一度ボルツマン分布の
ところを復習してみたら自然と分かってくるんじゃない?
356:あるケミストさん
21/11/07 20:53:18.67 .net
438 :あるケミストさん:2007/12/09(日) 15:17:04
Rydberg軌道 空軌道 反結合性軌道 の違いが分かりません。
どれも電子が存在していない軌道だと理解しているのですが・・・
440 :あるケミストさん:2007/12/14(金) 14:10:55
>>438
まず空軌道は,文字通り電子の入っていない軌道.
反結合性軌道は,もとの原子軌道よりもエネルギー準位が高い軌道と
考えればよいでしょう.(正確には,電子をつめることによって結合が
弱まる軌道)電子が入っていないことが多いですが,空軌道とは別の
概念です.実際,たとえば酸素分子の2つの反結合性π軌道には電子が
1個ずつ入っています.
リュードベリ軌道はそれが属する分子が点とみなせる程度に大きく広がっ
た軌道で,そこに1電子励起されると,その電子以外の部分が水素原子核
と同様の点電荷とみなせるので,水素原子スペクトルに似た励起スペクト
ルが得られるものです.通常考える結合性軌道やその少し上の反結合性
軌道よりもずっとエネルギー準位の高い分子軌道と考えても良いでしょう.
357:あるケミストさん
21/11/07 20:54:36.68 .net
461 :あるケミストさん:2007/12/24(月) 11:54:00
Q2:Natural Bond Orbital の自然軌道とはどういう軌道なのでしょうか?(新しい概念
のAO?,MO?)。何と対比して「自然な軌道」なのか分かりません。
462 :440:2007/12/25(火) 09:44:00
Q2:分子軌道は分子全体をポテンシャルの井戸と考えて解かれた固有関数
のようなものなので,個々の軌道は分子全体に広がっています.そこで,
化学者の直感するところのπ軌道はおおむねそのまま分子軌道として表現
されるのですが,σ軌道は分子軌道としては表現されません.
そこで,(やや荒っぽい言い方ですが)原子軌道の線形結合で表される
分子軌道を混成軌道の線形結合に書き換えたものにすれば,「σ軌道」が
目に見える形で表されるわけです.これがNBO解析です.
数学的なトリックですが,直感的に理解しやすくなるだけでなく,超共役
などの説明を定量的に行える利点があります.古典的な有機電子論を定量
化した方法と言うことも出来るでしょう.
358:あるケミストさん
21/11/07 20:56:27.98 .net
549 :あるケミストさん:2008/02/12(火) 20:35:57
すいません…
僕はいま大学2回生でgaussian03を使っているんですけど基底関数の
CEPとかB3LYP、6-311G(d)、6-311++G(d)とかって一体何ですか???
6-311Gと比べてどう違うんでしょうか???
どなたか知識を授けてください…
551 :あるケミストさん:2008/02/12(火) 21:28:22
>>549
オンラインマニュアル嫁!!!!
…といいたいところだけど、つい半年前まで僕も悩んでいたので、役立ちそうなURLを張ってみるとする
URLリンク(www.hpc.co.jp)
URLリンク(www.hpc.co.jp)
それから、大学生だったら大学図書館あるよね?
大学図書館に『電子構造論による化学の探求(ガウシアン社)』っていう本があったら是非借りるべき
ISBNは0-9636769-8-9
これのP96-P126くらいまできっちり読めば理解できる
それから余裕があったら、上述してある『すぐできる量子化学計算ビギナーズマニュアル(講談社サイエンティフィック)』も読んでみるべき
ISBNは4-06-154330-X
これは端から端まで読んだらいい。もしくは目次から探すべし
長文になってしまったけど、役に立つことを祈ってます
552 :あるケミストさん:2008/02/12(火) 21:30:51
あ、蛇足で悪いけど
B3LYPと6-311G(d)だったら種類が違うから
URL見てくれたら分かるけど、B3LYPはDFT(密度汎関数法)の一種で、化学モデルの1つ
6-311G(d)とか6-311++G(d)とか、6-311Gは基底関数系と呼ばれるものの一種
359:あるケミストさん
21/11/07 21:01:49.33 .net
981 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 16:52:56
レベルの低そうな話で恐縮なのですが、メチル分子についての質問です。教科書に「メチル分子は平面である。」とあったのですが、なぜ平坦なのかがわかりません。三つの水素のうちの二つが90°をなすのは分かるのですが、なぜ炭素原子の2s軌道と結合する水素原子が、この平面になければならないのですか。s軌道は球対称だからどこでもよいのではないですか?
983 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 18:34:52
なんの教科書?
984 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 18:44:26
>>981
混成軌道の概念を使っちゃ駄目か?炭素のsp2混成軌道と3つの水素が結合して平面の分子を形成
985 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 19:04:51
>>984
そりゃだめだろう平面だからsp2混成、が本来の使い方なのにsp2混成だから平面、だったら堂々巡りになるじゃないか
986 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 19:45:23
>>985
そ、そうなのか?だったら、例えばエチレンが平面である理由も混成軌道で説明できていない事になると思うんだが・・・
988 :あるケミストさん:2009/08/30(日) 20:17:13
>>986
そうだけど?そもそも混成軌道は、メタンが正四面体形の分子構造なのにs, p軌道だけではうまく正四面体形が作れない…というところから生み出されたものである分子がどんな分子構造をしているのか決定するものではない構造が決まれば混成軌道が決まるのであって、その逆ではない。分子構造を推定したいなら、原子価結合法では原子価殻電子対反発則(VSEPR則)を使う必要がある。
360:あるケミストさん
21/11/07 21:02:06.97 .net
989 :あるケミストさん:2009/08/30(日) 20:30:19
>>988
へえ~そうだったんだ
990 :あるケミストさん:2009/08/30(日) 22:14:02
> s, p軌道だけではうまく正四面体形が作れない
まじで?
991 :あるケミストさん:2009/08/30(日) 22:42:40
混合しないとってことだろ
992 :あるケミストさん:2009/08/31(月) 02:31:48
アフォな >>988 の大嘘にあっさり騙されとるなw通常は組成と電子数から確からしい混成は決まるだろ
993 :あるケミストさん:2009/08/31(月) 02:50:41
それは無理だろC6H12がシクロヘキサンかヘキセンか、どうやって区別するの
994 :あるケミストさん:2009/08/31(月) 03:15:06
だからその二通りが確からしい混成なんだよ
995 :あるケミストさん:2009/08/31(月) 07:20:03
実際に両方あるわけだかんね
996 :988:2009/08/31(月) 09:19:25
>>992
そうやって軌道の数や電子配置から構造を予測するのがVSEPR則だよ
997 :あるケミストさん:2009/08/31(月) 15:12:22
>>983
ピメンテル、化学結合、東京化学同人です。なにとぞよろしくお願いします。
361:あるケミストさん
21/11/07 21:31:49.27 .net
122 :あるケミストさん:2010/06/28(月) 13:39:48
入門書で最近出たものでは化学同人の量子化学―基礎からのアプローチという本が秀逸だと思う。
123 :あるケミストさん:2010/06/28(月) 22:17:58
どんなところが?
立ち読みした限りでは平凡な本だったけど
124 :あるケミストさん:2010/06/29(火) 10:41:55
>>123
かなり基礎的なところから説明していて好感が持てた。
内容も基本的なものに絞っているし、式の誘導や図が親切だった。
補足的な欄外の説明も親切だし、ボール物理化学の説明より分かりやすかった。
まあ深くやりたい人にはもの足りないと思うけど。
362:あるケミストさん
21/11/07 21:32:12.71 .net
5 :あるケミストさん:2010/12/20(月) 23:15:54
俺、バリバリの合成屋なんだけどさ
エネルギーとか構造最適化とか計算してみたいんだよ
なんかオススメの入門書ないですか?
量子化学は学部でやったくらいであまり覚えてない
6 :あるケミストさん:2010/12/21(火) 01:02:48
合成にどっぷりつかってる人が入門書であっても量子化学の本が読めるのだろうか?
煽りじゃなく純粋にそう思うのだが。
7 :あるケミストさん:2010/12/21(火) 02:58:20
エネルギーとか構造最適化とか計算してみたいだけならば
量子化学の本なんて読まなくてもダイジョウブw
8 :あるケミストさん:2010/12/21(火) 21:40:12
ごめんなさい
量子化学の本じゃなくて、
「++の計算のときには波動関数を###にして、基底関数が***」みたいな知識が欲しいです
原理はそこそこで実用メインなのありませんか?
『gaussianプログラムで学ぶ情報化学』ってのがあまりにも内容端折りすぎてよく分からん
363:あるケミストさん
21/11/07 21:32:26.74 .net
>>6
合成屋といっても学部やら院やらで一通りはやってるはずですからね
みんなそれなりに理解できるんじゃないでしょうか
俺はノート引っ張り出して睨めっこすることになりそうですがw
9 :あるケミストさん:2010/12/22(水) 12:59:02
量子力学も量子化学も理解してないであろう学部1回生がGaussianを
使って計算してるの見たことある(研究下請けで)。
知り合いに使い方教えてもらう、講習会に行く、でどうにかなるのでは?
10 :あるケミストさん:2010/12/24(金) 01:52:23
合成屋だったら、B3LYP/6-31G(d,p)またはcc-pVDZだけで足りるだろw
11 :あるケミストさん:2010/12/26(日) 17:37:41
>>5
すぐできる 量子化学計算ビギナーズマニュアル
364:あるケミストさん
21/11/07 21:32:53.19 .net
436 :あるケミストさん:2012/11/13(火) 22:44:07.31
初めまして。
Gaussianで、ナトリウムイオンNa+とクラスターイオンNa+(H2O)n、(n=1~6)の
エネルギー安定性を比較する方法を教えていただけないでしょうか?
お願いします。
437 :あるケミストさん:2012/11/14(水) 16:59:56.31
>>436
Na+とH2Oを計算しておいて、さらにクラスターを計算して、
E(Na+(H2O)n) - E(Na+) - n * E(H2O)とやると、
クラスターを作ることによって得られる安定化エネルギーっぽいのが出てくると思われる。
あとは適当に熱力学補正でも加えておいてください。
365:あるケミストさん
21/11/07 21:33:02.25 .net
438 :あるケミストさん:2012/11/15(木) 00:29:35.30
>>437
ありがとうございます。
熱力学補正と何なのでしょうか?
それは、構造最適化と振動解析を行えば、
Gaussianのlogファイルに出力されますか?
また、最終結果はΔHやΔGに変換できるのでしょうか?
質問ばかりで申しわけありません。
439 :あるケミストさん:2012/11/15(木) 16:02:43.58
>>438
ここらへん参考にするといいのでは
URLリンク(www2.itc.nagoya-u.ac.jp)
440 :あるケミストさん:2012/11/15(木) 22:39:58.56
>>439
ありがとうございます。
参考にして、取り組んでいきます。
366:あるケミストさん
21/11/07 21:35:33.10 .net
554 :あるケミストさん:2013/12/20(金) 02:16:57.85
虚の振動数の意味について詳しい人教えてください
基底状態だと0とか
遷移状態の計算だと1個あるとか意味が分からん
588 :あるケミストさん:2014/04/16(水) 18:59:54.41
>>554
定性的な説明をする。
エネルギー的に極小な状態にある分子の各原子はそれぞれ
平衡結合長、つまりエネルギーが極小になる位置にある。
だからある結合長を変えようとするとエネルギーが上昇する。
このエネルギーの変化は大雑把には調和振動子で近似できる。
そうするとそこから量子力学の基礎的な知識で振動数が導出できる。
じゃあ、遷移状態にある分子ではどうか?
遷移状態の分子の場合、これから生成or解離する結合がある。
この結合が生成or解離すると原系あるいは生成系に向かって分子は
変化する。遷移状態は反応時のエネルギーの極大点だから、
この結合の結合長の変化に伴うエネルギーは遷移状態で極大、
そこから離れるほど小さくなるという調和振動子をひっくり返したような
エネルギー曲線を描くはず。このエネルギー曲線から先ほどの
調和振動子の方法で振動数を導くと、振動数は虚数になる。
これを計算ソフトでは普通負数で表す。
普通の振動数は負にはならないから、それでも問題は起こらない。
でも反応とは関係ない結合については、遷移状態でもやはり平衡結合長に
あるから正の振動数を持つ。
よって遷移状態ではただ一つの虚数の振動数があり、その振動は反応で
生成or解離する結合に関するものになる。
367:あるケミストさん
21/11/07 21:35:51.20 .net
590 :あるケミストさん:2014/04/22(火) 02:51:20.22
なんで一つしかないの?
591 :あるケミストさん:2014/04/22(火) 11:46:00.51
これから生成もしくは切断される結合に対して一つってことじゃない?
592 :あるケミストさん:2014/04/25(金) 00:19:17.55
それを含めていいけど、一つである必然性ってあるの?
593 :あるケミストさん:2014/04/25(金) 11:40:48.99
一気に多くの結合が生成または切断されるならともかく、一つの結合の生成か切断の遷移状態が計算で出てきてるんだろ
594 :あるケミストさん:2014/04/30(水) 02:30:43.20
別に結合の生成や切断に限らない構造変化が関与していいと思うけど?
595 :あるケミストさん:2014/04/30(水) 08:29:31.25
できるだけエネルギーの低いところを通っていこうとしたら、極大になる変数は1つなのが一番妥当ってことでしょ。
596 :あるケミストさん:2014/04/30(水) 13:06:58.46
厳密に一つとは限らない?
368:あるケミストさん
21/11/07 21:36:08.83 .net
598 :あるケミストさん:2014/05/05(月) 15:47:48.65
>>594
関与しても良いけど,それはエネルギー極大じゃないってだけ
普通に考えてみても単なる配座変換(の一環)よりも結合の切断・生成の方が高エネルギーでしょ
599 :あるケミストさん:2014/05/11(日) 22:33:49.42
頭わるいのかな。
結合の切断や生成方向に極大になっているのはいいとして、
その点で他の自由度方向に極小になっている必然性はあるのかってこと。
600 :あるケミストさん:2014/05/12(月) 00:10:44.42
単にできるだけエネルギーの低い経路をたどるってだけだろ
どんな状況であろうがエネルギーは低ければ低いほど望ましいわけで、
反応を進める都合上ある方向では極大になるのは仕方がないとしても、
それ以外の部分ではエネルギーが低い状態であることが現実的なだけ
369:あるケミストさん
21/11/07 21:36:49.01 .net
602 :あるケミストさん:2014/05/15(木) 17:03:40.08
>>599
二つ以上でもいいだろ常識的に
603 :あるケミストさん:2014/05/16(金) 08:27:17.56
「必然性」って言葉が出てくる理由がわからんな
なぜそういう経路が正しいとされているのかがわからない、ってことなのかな
だとしたら>>600だろう
というか、そんなこともわからない奴が他人に向かって「頭わるいのかな」とか言っちゃうんだw
604 :あるケミストさん:2014/05/16(金) 08:40:17.19
>>588
>よって遷移状態ではただ一つの虚数の振動数があり、その振動は反応で
これが重解もあり得るのではって意味かと
370:あるケミストさん
21/11/07 21:36:58.31 .net
605 :あるケミストさん:2014/05/16(金) 08:43:52.98
違うか
>>594が質問で
必然性はなく、>>600が答えか
606 :あるケミストさん:2014/05/16(金) 08:47:23.26
>>603
結合の生成と切断しか考えてないように読めたんでしょw
実際は配座の違いも全部含まれてる
607 :あるケミストさん:2014/05/16(金) 13:30:34.44
なるほどね
>599は読解力も理解力も足りないのに人に頭悪いとか言ってるってことね
371:あるケミストさん
21/11/07 21:37:27.96 .net
615 :あるケミストさん:2014/06/07(土) 23:23:25.26
ちょっと話がずれるけど、
> 「ただ一つの虚数の振動数」の存在を必然のごとく述べている
という表現にすごく違和感がある
もしかして、それが「遷移状態」の(実用的な意味での)定義だと気付いてないのかも
>>588は注意深く「遷移状態では」と注釈を入れてる
煽るわけではないが、>>600の意味はわかったのだろうか
616 :あるケミストさん:2014/06/07(土) 23:53:27.07
ずれてないよ。
じゃあ、reaction pathがbifurcateするときはどうなるの?
372:あるケミストさん
21/11/07 21:37:42.62 .net
619 :あるケミストさん:2014/06/08(日) 01:17:29.33
>>616
bifurcateするんだから、違う座標軸で表現されることになるのでは
それぞれ別の軸上の極大点で、虚数の振動数はやっぱり1個じゃないの
620 :あるケミストさん:2014/06/08(日) 22:26:26.50
>>615
そんなものは実用的な意味でも「遷移状態」の定義ではない。
自分の都合で定義を捏造するのは頭の善し悪しの問題ではなくもはや犯罪的だな。
621 :あるケミストさん:2014/06/09(月) 03:41:15.62
遷移状態と鞍点まちがえてねーか。エネルギーの極大じゃねえぞ。
373:あるケミストさん
21/11/07 21:42:41.04 .net
656 :あるケミストさん:2014/07/01(火) 21:50:03.13
暇そうな連中が多そうなので
量子化学のマーカス理論について説明をお願いしたい。
電荷の移動速度論(酸化還元)を量子化学理論の立場から
理論的に導いてノーベル化学書をとったくらいは
誰でも知ってる。
知りたいのは
トンネル遷移項の計算方法
FC項の計算方法
若干不完全であいまいに思えるんだが、
これについて明確に説明してもらえないか?
これだけで論文も書けるぞ。
665 :あるケミストさん:2014/07/21(月) 01:57:28.90
>>656だが、
ペンタセンやアントラセンなどは半導体の性質を持っている
これをMarcus理論を使って反応速度Kctを解く
それからホッピング移動度の計算をすると
実測よりもUnder Estimateになってしまう。
Marcus反応速度式のTransfer Integral項の計算方法は、
<ini|Hks|fin>=1/2*(EL+1-EL) or 1/2*(EH-EH-1) [Koopmans]
となっているが、この計算方法は正しいのか?
量子化学計算はクラスター計算でありバンド理論を使わないと
正確な電気伝導は表せないのではないのか?
電気陰性度まがいのTransfer積分1/2*(EL+1-EL) or 1/2*(EH-EH-1)は正しいのか?
こんな蓋然性を残したMarcus理論で化学分野はノーベル賞に値するのか?
このMarcus理論の信憑性と厳密な計算式を量子化学分野で
是非解き明かしてもらいたい。
374:あるケミストさん
21/11/07 21:43:01.10 .net
666 :あるケミストさん:2014/07/23(水) 06:39:08.63
マーカス理論に限らず反応速度はかなり誤差でるものでは。
667 :あるケミストさん:2014/07/23(水) 13:43:19.44
とりあえずdirect法を調べてみては?
669 :あるケミストさん:2014/07/24(木) 23:47:49.66
今どき有機半導体の伝導を純粋なホッピングで議論してる時点でダメなんじゃ…
一昔前のTroisiあたりの仕事で,有機結晶のきれいな系の伝導についてはあらかた説明出来てる気がするけどね。
もっとも,高移動度のOFETの主流はDA型高分子の汚い系に移ってしまった感があるけど。
あと,そもそもきれいな移動度が実測出来てる系って少ない気がするのだけどね。多分アントラセンもペンタセンもきれいな測定は出来てないと思う。ルブレンの単結晶の値は信用してる。
670 :あるケミストさん:2014/07/26(土) 21:26:57.82
ホッピングで議論するなら、分散力を考えないといけないですね。
ベンゼンやナフタレンサイズなら、MP2/aug-cc-pVTZで結構いい値が出ました。
KS-HをDとAの軌道係数で挟んで直積取るだけだから簡単です。
HやLの分裂幅から求めるのは、あくまで目安ですね。
ちょっと頑張るのなら、ペンタセンなら三量体以上を考えた方がいいですよ。
空間的な距離のあるキャリア移動はなかなか難しいです。
バンド計算だと、有機物の殆どのバンドギャップはΓ点であり、
有効質量に問題があり、得られる移動度はゴミみたいな感じの事が多く、
どうしたものかと困っていたこともありました。
ここ数年、バンドギャップがΓ点以外というものを探しているのですが、
まだ数例しか見つけれていません。(何かいい系ないですかね?)
375:あるケミストさん
21/11/07 21:43:35.93 .net
671 :あるケミストさん:2014/07/26(土) 22:34:04.80
バンドギャップがΓ点以外って,電荷移動錯体以外に可能性あるの?
672 :あるケミストさん:2014/07/27(日) 01:54:30.15
錯体かー
683 :あるケミストさん:2014/07/28(月) 17:12:26.48
>>670
具体的なご指摘ありがとうございます。
量子化学のスレが進んでいて、なんだか嬉しいです。
私は半導体DFT計算専門ですが、エネルギー計算は必ず分散力を入れています。
そうしないとエネルギー準位が正確に出ません。
Marcus理論のトランスファ積分は解釈が難しく、D/N/Aの生成エネルギーから電荷遷移準位ε(+/0)、ε(0/-)を計算し
EC-ε(0/-)/ε(+/0)-EVを電荷遷移積分項とみなして計算を試みています。
バンドギャップがΓ点以外の間接遷移型結晶の代表ならシリコン結晶が挙げられます。
空間的なバンド構造を持つ場合は量子化学計算では限界があり、どうしても平面波を使った周期的バンド計算が必要となります。
量子化学計算も水素終端の代わりに周期的境界条件が使えるようになれば大変有り難いです。
分子性結晶も空間群で議論しなければならず、周期的境界条件を考慮して量子化学計算を行わないと
正しいホッピング伝導は導けないのではないかと考えています。
マーカス理論のホッピング伝導速度=トランスファ積分因子XFC因子は美しすぎるくらい素晴らしいです。
今後ナノエレクトロニクス時代に進み、医療化学分野だけでなくエレクトロニクス産業でも有機半導体が重要になりつつあります。
これからもご指導宜しくお願いします。
376:あるケミストさん
21/11/07 21:44:26.30 .net
743 :あるケミストさん:2015/12/01(火) 21:04:01.72
項の記号の決め方がよくわかりません
理解する上でおすすめの本ありますか
744 :あるケミストさん:2015/12/08(火) 00:53:17.08
スレリンク(math板:395番)
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
745 :あるケミストさん:2015/12/08(火) 19:25:21.91
>>743
原子の?学部で使う基本的な教科書じゃダメ?アトキンスとかバーローとか。
理論計算で使いたいんなら、自分で考えるよりNISTにある原子ごとのデータリスト見た方が良いよ。
746 :あるケミストさん:2016/01/04(月) 00:03:43.23
データ見ろとかのクソレスは無視して
ランダウとかアトキンス・フリードマンとかで勉強しましょう
角運動量の合成から怪しいのならそれなりの量子力学教科書から
377:あるケミストさん
21/11/07 21:45:18.57 .net
756 :あるケミストさん:2016/05/24(火) 17:20:26.36
密度汎関数法はLCAO法より使えますか?
757 :あるケミストさん:2016/05/24(火) 22:56:39.42
>>756
LCAO法が水素原子のシュレーデインガー方程式の解 = Atomic orbital
の線形結合をそのまま使うという意味なら、遷移金属を含む計算なんかは
この方法では普通のPCじゃ計算コスト的にできないし、やってもあまり精度はよくない
これはあくまで水素原子の解をもとにしていることに原因がある。
DFTは計算原理がそもそも違うけど、いろいろな電子間効果を加味して構成した汎関数
を使うから、系によるけど適切な汎関数を選べれば、うまくいくことが多い
しかし、そのために密度汎関数法は恣意的になる危険性もある。
非専門家なので詳細は専門家さんよろしく
378:あるケミストさん
21/11/07 21:45:28.42 .net
758 :あるケミストさん:2016/05/25(水) 11:47:21.83
ありがとうございます。
解析するとき恣意的に選んでやらなければならないことがあるなんて、
使いにくい理論ですね。
それでは話をもっと一般化して、
ハートリー・フォック法のような一電子近似理論一般と比べると、
密度汎関数法は使える理論なのですか?
760 :あるケミストさん:2016/05/25(水) 21:32:12.98
>>758
恣意性がどうのうこうのは主観的な判断だから、各種理論の利点と欠点は使用者が理解してから判断する。
「○○論は使えますか?」という質問には意味が無い。
379:あるケミストさん
21/11/07 21:45:54.44 .net
762 :あるケミストさん:2016/05/26(木) 02:03:38.81
>>758
錯体やらπ共役系とかを評価してる論文だと、実際DFTが強いね…
MP2とかHFもぼちぼち見ることはあるけど
系が大きい場合(金属タンパクとか大型の錯体、溶媒和を扱うとき)なんかだと、
活性中心だけ高精度DFTで、中心から遠いところは平均場近似でポテンシャルに差し替えたり、
あるいは、分子動力学を使うこともある(ONIOM法)
>>760
のいう通り、月並みではあるけど、手法の長短特性を理解して適切に使い分ければ、
計算コストを節約しつつ良い計算ができるということだと思う
763 :あるケミストさん:2016/05/27(金) 11:49:42.90
どうもありがとうございました。
DFTを勉強することにします。
380:あるケミストさん
21/11/07 21:47:38.66 .net
>>358
773 :あるケミストさん:2016/07/06(水) 20:05:39.81
すぐできる量子化学計算ビギナーズマニュアル
D章の反応速度定数の求め方て計算間違いじゃないか?
正誤表出てる?
776 :あるケミストさん:2016/07/07(木) 21:31:59.31
>>773
本当だな
アボガドロ数がマイナス乗になってる
あと単位換算でm3にしてるのに答えはcm3で書いてるから
記載通り計算しても合わないんだと思う
778 :あるケミストさん:2016/07/09(土) 14:24:22.72
>>776
ありがとうございます
新版出てるけどそっちじゃ訂正してある?
779 :あるケミストさん:2016/07/16(土) 21:47:08.84
>>778
新版は訂正してあるね
381:あるケミストさん
21/11/07 21:54:54.82 .net
979あるケミストさん2020/09/12(土) 03:00:57.05
バンド計算について語るスットレ
URLリンク(web.archive.org)URLリンク(unkar.org)
バンド計算やってる人いる?
382:あるケミストさん
21/11/07 21:57:16.34 .net
↑関連スレ11
383:関連スレ12
21/11/07 21:57:35.31 .net
物理化学の教科書でお勧めは?その5
スレリンク(bake板)
384:関連スレ13
21/11/07 21:57:50.54 .net
物理化学の教科書でお勧めは?その4
スレリンク(bake板)
385:関連スレ14
21/11/07 21:58:10.64 .net
物理化学の教科書でお勧めは?その3
スレリンク(bake板)
386:関連スレ14
21/11/07 21:58:50.94 .net
物理化学の教科書でお勧めは?その2
スレリンク(bake板)
387:あるケミストさん
21/11/07 21:59:16.97 .net
↑14じゃない15だった
388:関連スレ16
21/11/07 21:59:36.91 .net
物理化学の教科書でお勧めは?
スレリンク(bake板)
389:あるケミストさん
21/11/07 22:00:13.16 .net
11あるケミストさん2018/09/26(水) 01:34:47.43
なんだかんだ言ってアトキンス4版が一番良くできてる
分光屋さんが作った物理化学の教科書っていう意味で
寺嶋正秀、馬場正昭、松本吉泰
現代物理化学
化学同人 (2015/12/18)
978-4-75981-809-3
が面白い
12あるケミストさん2018/09/26(水) 01:43:58.30
David J. Tannor著、山下晃一ほか訳
入門量子ダイナミクス 時間依存の量子力学を中心に(上・下)
化学同人
上978-4-75981-459-0
下978-4-75981-460-6
フェムト秒パルス列による化学反応制御はノーベル化学賞に
ノミネートされていると思うんだけれどなぁ
390:あるケミストさん
21/11/07 22:00:28.18 .net
14あるケミストさん2018/09/26(水) 01:47:48.61
G. C. Schatz, M. A. Ratner著、佐藤伸、山下晃一訳
大学院講義 反応量子化学 時間依存系の理解のために
化学同人 978-4-75980-809-4
15あるケミストさん2018/09/26(水) 01:51:26.30
あとは大阪大学出版会が出した
物性物理100問集
物質科学100問集
は問題が簡単だからサクサク解けていい。
391:あるケミストさん
21/11/07 22:00:47.57 .net
35あるケミストさん2018/10/04(木) 19:25:07.89
点群の入門的な解説でおすすめはないでしょうか
とりあえず定性的にわかればよいです
36あるケミストさん2018/10/04(木) 19:30:59.24
今野「物質の対称性と群論」
これに勝るテキストはない
37あるケミストさん2018/10/04(木) 22:10:24.40
藤永,成田 『化学や物理のためのやさしい群論入門』
一見分厚いが、線形代数を初歩から説明するのにページを取っているだけで、1回生の数学の授業を取ったなら読み飛ばせる
38あるケミストさん2018/10/05(金) 00:25:05.41
藤永のやさしいっていうのは易しいじゃなくて優しいって意味だから内容は結構高度だよね
とりあえず定性的に分かればいいってレベルだったら量子化学屋の藤永よりも材料屋の今野の方がとっつきやすさはあると思う
逆に藤永よりもさらに詳しい本だと何がいいだろうか?
小野寺「物性物理学、物性化学のための群論入門」か犬井、田辺、小野寺「応用群論」あたりかな?
後者の著者の田辺は田辺・菅野ダイヤグラムの田辺行人で、かの名著「配位子場理論とその応用」を読みこなすにはこのくらいの群論の知識を使いこなせないといけない
392:あるケミストさん
21/11/07 22:01:33.36 .net
54あるケミストさん2018/10/06(土) 22:20:01.99
量子化学
大岩:初学者向けの古典的名著。
原田:古くから読み継がれる名著。数式の扱いが良い。学部レベルの標準か。
ピメンテル:文章中心の解説。定性的に分かりやすいという人もいれば数式が少なすぎてわかりにくいという人も。
米沢:詳しい。有機化学への応用も。
大野(量子物理化学):厳密すぎて凡人には読めないらしい。
大学院講義:分光などの応用主体。名の通り大学院レベル。
ザボ:量子化学というより計算化学?新しいとタイトルにあるが既に古典か。
熱力、反応速度論は誰か書いてくれ
393:あるケミストさん
21/11/07 22:01:50.47 .net
59あるケミストさん2018/10/11(木) 21:23:35.79
>>53
量子化学の有機反応への応用として,
Daudel:化学反応の量子論
中島,細矢,米沢:化学結合の量子論
中島,細矢,米沢:反応の電子理論
染川:有機分子の分子軌道計算と活用 分子軌道法を用いた有機分子の性質と基本的反応の計算と活用
本吉谷:電子の動きと分子軌道による有機化学反応の解釈
Schatz, Ratner:大学院講義反応量子化学 時間依存系の理解のために
平山:実践量子化学入門 分子軌道法で化学反応が見える
を推す.Daudelと中島らのテキストが基礎的なレベルにある.染川,本吉谷は今の若い人には手に取りやすいかと思って挙げた(精読はしていないが良い本と思う).
Schatzはそこから一歩先へ進む手引きとなる.
まだ学部生なら平山を手に取って興味を持ってくれると嬉しい.
394:あるケミストさん
21/11/07 22:02:18.17 .net
63あるケミストさん2018/10/12(金) 09:49:39.74
>>53
>>59
定性的理解を目的にするなら、前スレでも名前が上がった友田先生の本が良いよね
基礎量子化学―軌道概念で化学を考える-友田-修司/dp/4130625047
友田先生自体は福井謙一先生の流れをくむ理論の先生だけど、数式に囚われない教え方がすごく上手いと思う
395:あるケミストさん
21/11/07 22:04:15.90 .net
79あるケミストさん2018/10/14(日) 22:12:06.72
その手のあんちょこ本は、斎藤勝裕、馬場敬之、潮秀樹とかが有名 手始めにこういう本を読むのも悪くない
物理化学 (化学はじめの一歩シリーズ)
この本はアトキンスなどの前に物理化学を俯瞰するのにすごくいい
他の本ではおざなりになっている細かい表記方法などの注釈がしっかりしていて、しっかり勉強した人でも一読を勧める
物理化学 基礎の基礎 知っておきたい103のコンセプト
教科書というより副読本だが、これもよい
著者はボール物理化学の訳者でもある田中一義
ボールと同じように、初心者がつっかかりがちな問題を丁寧に解説
やさしい物理化学 自然を楽しむ12講
これも副読本
著者は生命系だが、内容は物理チック
物理を専門としない我々にはこういう風にトピックがまとまった本は役に立つ
80792018/10/16(火) 02:13:34.97
1回生向けの本をamazonレビュー見ながら追加(中身はパラパラとしか読んで無いので悪しからず)
初めの一冊は自分の好みで選んでよいと思う
数式できっちり議論してるのが好きな人もいれば文章による説明が多いほうが好きという人もいる
グラフで理解する人もいれば実際のデータが豊富だと読みやすい人もいる
とにかく「これだ」と思った本を一度じっくり読み切ることが大事だと思う
はじめて学ぶ大学の物理化学
わかりやすい物理化学
右脳式 演習で学ぶ物理化学―熱力学と反応速度
量子化学 基礎からのアプローチ
この本だけはちゃんと読んだことがある
>>53に書き加えるべき本だ
大岩やピメンテルよりも言葉による丁寧な解説と数式による厳密な表現とのバランス感覚に優れている
396:あるケミストさん
21/11/07 22:04:49.80 .net
86あるケミストさん2018/11/12(月) 23:43:34.15
質問スレよりラマン分光法および分子振動の本
E. Smith, G. Dent, "Modern Raman Spectroscopy: A Practical Approach", Wiley (2005).
dp/0471497940/
E. Bright Wilson, Jr. et. al., "Molecular Vibrations: The Theory of Infrared and Raman Vibrational Spectra", Dover (1980).
dp/048663941X/
397:あるケミストさん
21/11/07 22:05:17.82 .net
94あるケミストさん2018/11/24(土) 18:10:44.60
>>53
入門書としては大野公一氏の量子化学(裳華房)が一番バランス良いと思います
副読本としても大野氏が共著者の一人である図説 量子化学―分子軌道への視覚的アプローチ (化学サポートシリーズ)が理解を助けてくれます
同じ大野氏の岩波の入門コースの本は読んだことありませんが...
ハードルが高いと感じるなら中田氏の本でしょうか
95あるケミストさん2018/11/24(土) 18:17:20.34
あと、高林武彦氏の量子論の発展史も示唆に富んでいるのでオススメです
ちくま学芸文庫にあるので手に取りやすいですね
教科書としては使いにくいかもしれませんけど、趣味で量子力学という本は僕にとってはとても良い本でした
頭のいい人には不要でしょうが
398:あるケミストさん
21/11/07 22:05:55.53 .net
117あるケミストさん2019/01/05(土) 16:25:42.95
電磁気学は分からん
物理入門コースの本も途中で投げたし
熱力学ならやっぱり三宅がいいと思う
量子力学は小出かなあ
118あるケミストさん2019/01/06(日) 00:18:39.27
小出は昔は第二量子化やディラック方程式勉強できる唯一の入門書として価値があったらしい
そのへん勉強しようとするもいきなり難しい本しかなかったらしいから
でも自分としてはそんなプラスアルファのせるスペースがあるなら時間依存の摂動くらい載せろっておもっちゃうな
いわゆるどの教科書にも載ってる事項でいろいろ足りないのがなあ
これはグライナーの概論もそう
399:あるケミストさん
21/11/07 22:07:14.22 .net
216あるケミストさん2019/09/29(日) 11:03:05.93
【専門書】かつての岩波講座現代化学【名著】
01 化学と量子論 長倉三郎, 中島威
02 化学結合の量子論 中島威
03 反応の電子理論 長倉三郎
04 化学変化の速度と平衡 玉虫伶太, 田丸謙二
05 周期表の化学 斎藤一夫
06 集合体の化学 井口洋夫, 田中元治, 玉虫伶太
07 分子の立体構造と反応 大木道則, 齊藤喜彦
08 化学反応とその機構 大木道則
09 酸塩基と酸化還元 大木道則, 田中元治
10 高分子の化学 鶴田禎二, 中島章夫
11 物質の分離と分析 大木道則, 田中元治
12 光と分子 長倉三郎
13 分子構造の決定 大木道則
14 物質の合成 野崎一
15 化学と情報 大木道則
16 界面の化学 田丸謙二
17 反応の特異性と反応環境 大木道則
18 生体物質の構造と機能 成田耕造
19 進化の化学 江上不二夫
20 機能性高分子 伊勢典夫, 田伏岩夫
21 材料の化学 伊勢典夫
22 地球と環境の化学 北野康, 松野武雄
23 エネルギー変換の化学 長倉三郎
24 資源・エネルギーの化学 笛木和雄, 向坊隆, 吉沢四郎
400:あるケミストさん
21/11/07 22:07:28.46 .net
217あるケミストさん2019/10/01(火) 18:14:13.82>>218
分子科学講座/共立出版
「分子科学と量子力学」小谷正雄 1966
「分子理論と分子計算」樋口治郎 1986
「分子軌道論 : 特に共役分子について」中島威, 1966
「分子の構造」森野米三, 1967
「分子の電子状態 : 分子理論の展開」樋口治郎, 1986
「分子の電子構造 : 分子理論の応用」樋口治郎, 1986
「化学反応の電子論」長倉三郎, 1986
「分子集合体の量子化学」大鹿譲, 1966
「磁性と分子」菅野暁, 1967
「光と分子 : 主として物理的立場から見た」神戸謙次郎, 1967
「励起分子の化学」田中郁三, 1987
「放射線と原子・分子」志田正二, 1966
「生体量子化学」福井謙一, 1967
401:あるケミストさん
21/11/07 22:07:59.19 .net
219あるケミストさん2019/10/08(火) 14:30:26.46>>223
AtkinsよりもD. A. McQuarrieの方が余程いい教科書書いているのに何で邦訳が少ないんだろう
彼の量子化学や分子熱力学は学部向けでベストだと思うけど洋書だから教科書指定しづらいし
一般化学や化学数学は最近翻訳が出たけど肝心の方は
220あるケミストさん2019/10/08(火) 20:57:09.91
マッカーリと書かれるけど本人はマックォーリと書いて欲しいらしい
講談社から5分冊で初歩から学ぶ数学大全というのも出ているが、誤植が余りにも多過ぎる
どうも講談社サイエンティフィクは仕事が雑で好きになれない
221あるケミストさん2019/10/09(水) 14:50:42.63
>>52
例えばアトキンスのビリアル展開なんて理解できる人はいない思うくらい酷い書き方
バーローの方がよほど良く書けている
ただバーローはマクロとミクロが完全に不分離なうえに引用してる教科書が古臭いのが難点
文章も硬いし
402:あるケミストさん
21/11/07 22:10:25.33 .net
182あるケミストさん2014/03/02(日) 08:25:29.51
>>180
読み物だけど
ピメンテルの化学結合かフェイヤーの絶対微小がお勧めだよ
ただし
数式使っていないので余計にややこしくなっている
ピメンテルは一か月じゃ辛いかもしれないけど
403:あるケミストさん
21/11/07 22:10:55.31 .net
55あるケミストさん2016/03/10(木) 14:22:46.72>>256
漁師化学が分からないんじゃあ^~
256あるケミストさん2016/03/11(金) 17:09:02.63
>>255
量子化学のすすめ;これがいい。まじお勧め!
404:あるケミストさん
21/11/08 01:49:16.01 .net
清水量子力学の基礎はいいぞ
405:あるケミストさん
21/11/08 01:49:37.20 .net
趣味の量子力学もいいぞ
406:あるケミストさん
21/11/08 01:54:21.28 .net
Nature Synthesis は、化学合成と材料合成の全分野の研究者が、産業界と学術界の双方から集まるようになることを目的としています。有機化学、無機化学、有機金属化学、材料化学に関する独創的な研究や、合成研究コミュニティーにとって価値のある技術革新が掲載の対象となります。編集長のAli Stoddart(アリ・ストッダート)が率いるNature Synthesis の創刊によって、ネイチャー・ポートフォリオが、応用科学分野へとさらに前進することになります。
407:あるケミストさん
21/11/08 01:56:15.59 .net
>>406
このタイミングでNature Synthesisなる論文誌を立ち上げる意義ってなんなん?
408:あるケミストさん
21/11/08 01:57:32.67 .net
Ali Stoddartなるエディタにポストを新設して与えてやるのが目的?
409:あるケミストさん
21/11/08 01:58:11.82 .net
それとも、ネイチャー本誌にはもう合成論文は載せないという宣言なのか?
410:あるケミストさん
21/11/08 01:58:24.78 .net
どう思うよ?
411:あるケミストさん
21/11/08 01:58:27.76 .net
どう思うよ?
412:あるケミストさん
21/11/08 17:14:46.12 .net
最近は量子コンピュータで量子化学計算する取り組みがトレンドかな
413:あるケミストさん
21/11/08 17:16:33.51 .net
大阪市大がリードしている
414:あるケミストさん
21/11/08 17:17:53.70 .net
三ケミもやってる
415:あるケミストさん
21/11/08 17:17:53.84 .net
三ケミもやってる
416:あるケミストさん
21/11/08 17:17:54.30 .net
三ケミもやってる
417:あるケミストさん
21/11/08 17:21:25.45 .net
人工知能をもちいた材料探索も盛ん
418:あるケミストさん
21/11/08 17:21:25.48 .net
人工知能をもちいた材料探索も盛ん
419:あるケミストさん
21/11/08 17:21:42.31 .net
ENEOSなどが出資
420:あるケミストさん
21/11/08 17:21:42.45 .net
ENEOSなどが出資
421:あるケミストさん
21/11/08 17:21:42.47 .net
ENEOSなどが出資
422:あるケミストさん
21/11/08 17:23:13.35 .net
深層学習も化学における重要性を増している
423:あるケミストさん
21/11/08 17:23:44.95 .net
これらマテリアルインフォマティクスは量子化学ではないけれど
424:あるケミストさん
21/11/08 17:23:45.01 .net
これらマテリアルインフォマティクスは量子化学ではないけれど
425:あるケミストさん
21/11/08 17:24:06.92 .net
しかし計算化学の一分野ではあるか?
426:あるケミストさん
21/11/08 17:24:26.40 .net
計算科学というべき?
427:あるケミストさん
21/11/08 17:24:26.61 .net
計算科学というべき?
428:あるケミストさん
21/11/08 17:26:36.36 .net
そういった分子動力学の話は化学板ではあまり議論されない
429:あるケミストさん
21/11/08 17:26:36.47 .net
そういった分子動力学の話は化学板ではあまり議論されない
430:あるケミストさん
21/11/08 17:26:56.18 .net
なぜ?
431:あるケミストさん
21/11/08 17:27:20.42 .net
モンテカルロ法もほとんどでてこない
432:あるケミストさん
21/11/08 17:27:20.69 .net
モンテカルロ法もほとんどでてこない
433:あるケミストさん
21/11/08 17:29:31.06 .net
分子力学法もほとんど議論されない
434:あるケミストさん
21/11/08 17:29:31.16 .net
分子力学法もほとんど議論されない
435:あるケミストさん
21/11/08 17:30:11.71 .net
2013年のノーベル賞も反応は冷ややかだった
436:あるケミストさん
21/11/08 17:30:11.90 .net
2013年のノーベル賞も反応は冷ややかだった
437:あるケミストさん
21/11/08 17:30:12.01 .net
2013年のノーベル賞も反応は冷ややかだった
438:あるケミストさん
21/11/08 18:17:27.83 .net
シミュレーションは化工かな?
439:あるケミストさん
21/11/08 18:17:27.97 .net
シミュレーションは化工かな?
440:あるケミストさん
21/11/08 18:17:28.18 .net
シミュレーションは化工かな?
441:あるケミストさん
21/11/08 18:17:50.33 .net
流体力学なんかシミュレーション盛んだよね
442:あるケミストさん
21/11/08 18:19:08.30 .net
分子流体力学
443:あるケミストさん
21/11/08 18:19:08.41 .net
分子流体力学
444:あるケミストさん
21/11/08 18:20:10.89 .net
Pythonで化学工学
という本もある
プログラミング言語は今後パイソンがつよい?
445:あるケミストさん
21/11/08 18:20:11.03 .net
Pythonで化学工学
という本もある
プログラミング言語は今後パイソンがつよい?
446:あるケミストさん
21/11/08 18:20:11.18 .net
Pythonで化学工学
という本もある
プログラミング言語は今後パイソンがつよい?
447:あるケミストさん
21/11/08 18:21:01.10 .net
粉体のsimulation
448:あるケミストさん
21/11/08 18:21:01.40 .net
粉体のsimulation
449:あるケミストさん
21/11/08 18:21:23.19 .net
混合流体のsimulation
450:あるケミストさん
21/11/08 18:21:23.41 .net
混合流体のsimulation
451:あるケミストさん
21/11/08 18:22:45.65 .net
この方向はプラントエンジニアリングの企業が活躍か
452:あるケミストさん
21/11/08 18:22:45.87 .net
この方向はプラントエンジニアリングの企業が活躍か
453:あるケミストさん
21/11/08 18:23:05.36 .net
アカデミーでやることは?課題は?
454:あるケミストさん
21/11/08 18:23:05.47 .net
アカデミーでやることは?課題は?
455:あるケミストさん
21/11/08 18:23:05.68 .net
アカデミーでやることは?課題は?
456:あるケミストさん
21/11/12 15:18:11.38 .net
教科書なら別スレがあるけど。
物理化学の教科書
スレリンク(bake板)
大学化学の教科書・参考書・問題集
スレリンク(bake板)
457:あるケミストさん
21/11/12 21:42:18.48 .net
大事なのを忘れてた。
新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981)
無機化学シリーズ=7 231p.
有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの…
458:あるケミストさん
21/11/12 21:57:34.98 .net
大事なのを忘れてた。
新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981)
無機化学シリーズ=7 231p.
有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの…
459:あるケミストさん
21/11/12 21:58:58.78 .net
(続き)
Douglas & McDaniel:「無機化学 -その概念とモデル-」(上・下) 東京化学同人 (1968-69)
新村陽一・日高人才 (訳)
Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87)
新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳)
460:あるケミストさん
21/11/12 22:05:49.22 .net
大事なのを忘れてた。
新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981)
無機化学シリーズ=7 231p.
有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの…
461:あるケミストさん
21/11/12 22:12:48.77 .net
(続き)
Douglas & McDaniel:「無機化学 -その概念とモデル-」(上・下) 東京化学同人 (1968-69)
新村陽一・日高人才 (訳)
Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87)
新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳)
462:あるケミストさん
21/11/12 22:18:44.94 .net
(続き)
Douglas & McDaniel:「無機化学 -その概念とモデル-」(上・下) 東京化学同人 (1968-69)
新村陽一・日高人才 (訳)
Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87)
新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳)
463:あるケミストさん
21/11/12 22:18:44.94 .net
(続き)
Douglas & McDaniel:「無機化学 -その概念とモデル-」(上・下) 東京化学同人 (1968-69)
新村陽一・日高人才 (訳)
Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87)
新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳)
464:あるケミストさん
21/11/12 22:30:24.77 .net
大事なのを忘れてた。
新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981)
無機化学シリーズ=7 231p.
有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの…
465:あるケミストさん
21/11/12 22:40:32.94 .net
大事なのを忘れてた。
新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981)
無機化学シリーズ=7 231p.
有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの…
466:あるケミストさん
21/11/12 23:01:09.30 .net
大事なのを忘れてた。
新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981)
無機化学シリーズ=7 231p.
有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの…
467:あるケミストさん
21/11/12 23:01:38.08 .net
大事なのを忘れてた。
新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981)
無機化学シリーズ=7 231p.
有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの…
468:あるケミストさん
21/11/12 23:01:38.15 .net
大事なのを忘れてた。
新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981)
無機化学シリーズ=7 231p.
有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの…
469:あるケミストさん
21/11/12 23:03:08.66 .net
大事なのを忘れてた。
新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981)
無機化学シリーズ=7 231p.
有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの…
470:あるケミストさん
21/11/12 23:17:46.56 .net
(続き)
Douglas & McDaniel:「無機化学 -その概念とモデル-」(上・下) 東京化学同人 (1968-69)
新村陽一・日高人才 (訳)
Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87)
新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳)
471:あるケミストさん
21/11/12 23:17:51.68 .net
(続き)
Douglas & McDaniel:「無機化学 -その概念とモデル-」(上・下) 東京化学同人 (1968-69)
新村陽一・日高人才 (訳)
Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87)
新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳)
472:あるケミストさん
21/11/12 23:18:19.60 .net
(続き)
Douglas & McDaniel:「無機化学 -その概念とモデル-」(上・下) 東京化学同人 (1968-69)
新村陽一・日高人才 (訳)
Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87)
新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳)
473:あるケミストさん
21/11/12 23:21:08.35 .net
(続き)
Douglas & McDaniel:「無機化学 -その概念とモデル-」(上・下) 東京化学同人 (1968-69)
新村陽一・日高人才 (訳)
Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87)
新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳)
474:あるケミストさん
21/11/12 23:21:08.48 .net
(続き)
Douglas & McDaniel:「無機化学 -その概念とモデル-」(上・下) 東京化学同人 (1968-69)
新村陽一・日高人才 (訳)
Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87)
新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳)
475:あるケミストさん
21/11/12 23:21:08.70 .net
(続き)
Douglas & McDaniel:「無機化学 -その概念とモデル-」(上・下) 東京化学同人 (1968-69)
新村陽一・日高人才 (訳)
Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87)
新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳)
476:あるケミストさん
21/11/13 17:14:10.58 .net
>414 以後の同一レスで 間隔が1秒未満のものは
ダブル・クリック、トリプル・クリック、チャタリング
かな。
>457, >459 はもれだけど、あとの ~475 はコピペかな。
不要と思うけど…
477:あるケミストさん
21/11/13 17:22:51.41 .net
>414 以後の同一レスで 間隔が1秒未満のものは
ダブル・クリック、トリプル・クリック、チャタリング
かな。
>457, >459 はもれだけど、あとの 〜475 はコピペかな。
不要と思うけど…
478:あるケミストさん
21/11/13 17:31:18.81 .net
>414 以後の同一レスで 間隔が1秒未満のものは
ダブル・クリック、トリプル・クリック、チャタリング
かな。
>457, >459 はもれだけど、あとの 〜475 はコピペかな。
不要と思うけど…
479:あるケミストさん
21/11/13 17:38:21.58 .net
>414 以後の同一レスで 間隔が1秒未満のものは
ダブル・クリック、トリプル・クリック、チャタリング
かな。
>457, >459 はもれだけど、あとの 〜475 はコピペかな。
不要と思うけど…
480:あるケミストさん
21/11/13 18:09:02.07 .net
>>264
量子化学の現状については
>172 >224 >231 >214
あたりに大家の見方を引いときました。
謙虚に耳を傾けてみては…
481:あるケミストさん
21/11/13 19:10:10.96 .net
小生は >>164 は認めよう、という意見です。
物理的には粗い近似であっても「かなりの部分を含んでいる」し
現状では、これが無いと何もできない。。。
482:あるケミストさん
21/11/13 19:19:56.61 .net
>233 >237 >241 >246
(続き)
・Cクラスター: C-2p の一部が共有結合(σ,π)する。→ MO
・H原子の AOの混成により GOになり
→ Cクラスター中の C-2p(空軌道) に配位結合する。→ MO
(参考図)
共有結合 …… 配位結合 …… 電荷移動錯体 …… イオン結合
ε(A)=ε(B) ε(A)<<ε(B)
Heitler-London Werner Nagakura Madelung
量子論的 ← クーロン力 → 古典物理的
εは AO/GO の軌道エネルギー
483:あるケミストさん
21/11/13 19:49:23.84 .net
>>480
「大家の見方」と「お前の見方」は全く違っていると何度言えば理解できるの?
484:あるケミストさん
21/11/13 21:07:59.51 .net
>>482
あなたのレスで合っているのは共有結合とHeitler-London、イオン結合とMadelungの組み合わせぐらいでしょうか。
まずCT complexをbondingの並びに含めるのはnot make senceですね 。
配位'結合'とWernerを並べるのも不可解です。せめてLewisなら意味を成しますが…。さらにWerner錯体の結合はかなりionicなので、もしWerner錯体が念頭にあったのならば参考図の位置すら間違っています。
また長倉を引き合いに出すのも間違っています。電荷移動を提出したのはMullikenであり、それは長倉自身が書いた様々な記事にも当然記されています。
量子論に対比して古典'物理'というのも珍妙で、'クーロン力'に対して量子/古典の区別をつけるというのは無意味です。量子的クーロン力と古典的クーロン力というものがあるとでもお考えなのですか?
あなたのレスアンカー先(アンカーの書き方すらも間違えておられますが)の文章も意味不明です。用語の定義や使い方、概念そのものの把握が全くできていないのでしょうね。まずは謙虚に勉強なさって下さい。
485:あるケミストさん
21/11/28 13:20:30.23 .net
うむ。Werner の金属錯体がイオン的なのは仰るとおり。
上に「配位結合」と書いたのは、いわゆる「共有結合」(電子の出資比率が1:1)
ではないという意味。 C:H = 1:2 ぐらいか。
もっとも MO法で考える限り、どっちの電子かは全く無意味だけど。
486:あるケミストさん
21/12/02 16:07:10.70 .net
メタンの話に戻る。
メタンの分子解離・重合によりダイヤモンドが生成するには
超高温高圧環境 (364万気圧、5000℃) が必要である。
これは地球中心部に匹敵する。
しかし、メタンと水分子が共存していれば
それよりもはるかに低温 (>1600K) 低圧 (>13GPa) 条件で
50-350 nm 程度の粒形をもつ極微粒なダイヤモンドの生成が起こる。
応用物理学会、結晶工学分科会 「研究室紹介」
"Crystal Letters", No.77, p.33-36 (2021.05)
(水分子がメタンの水素を引き抜くためだろう。)
487:あるケミストさん
21/12/02 16:21:49.70 .net
有機分子中の水素原子が他の分子に
引き抜かれる (盗まれる) ということは
しばしば起こる。
なぜ?
488:あるケミストさん
21/12/02 19:30:58.25 .net
>>485
お前が間違っているという>>484の指摘に全然反論できてなくて草生える
反論できるわけ無いかw
489:あるケミストさん
21/12/03 01:22:17.08 .net
ここにも間違った自説を垂れ流すのがいるのか
質問スレのおっさんと同一人物?
490:あるケミストさん
21/12/04 13:18:58.18 .net
いいや、こいつは相当な年寄りだから同一人物ではないだろう。それにここまで明確に間違い続けているこいつと同じ人扱いするのは流石に例のおっさんが可哀想になるレベル。
例のおっさんは間違ってはいないからな。
491:あるケミストさん
21/12/04 14:13:10.67 .net
自演擁護見苦しいぞおっさん
492:あるケミストさん
21/12/11 21:11:00.04 .net
>>232
>>76
"混成AO" の話
メタンでは、Cのsp^3混成AOとHのAOとが結合するのではなく、
C-2p が Hの混成AO と結合するのだった。
「Cのsp^3混成AOとHのAOとが結合」と「C-2p が Hの混成AO と結合」は全く同じこと。なぜ区別をつけようとするの?
493:あるケミストさん
21/12/11 21:12:53.26 .net
>>232
このMOは球棒モデルに対応していない。結合軸なんて孟宗竹…
MOは防球モデルと対応している。なぜ対応していないと思い込んでいるのか?
さらに例え対応していなかったとしても結合軸が妄想である根拠には決してならない。そう思い込んでいることこそが妄想というもんだ。
494:あるケミストさん
21/12/11 21:14:25.67 .net
>>232
教科書のAOの図は指向性が強くて 10°も外れたら結合しない…
みたいな感じ
そんな「感じ」はお前の精神世界のみに存在する妄想だ。何かの本の図をみてそのような感想を持つこと自体は内心の自由だから勝手にするがよい。それを表に出すな。
495:あるケミストさん
21/12/11 21:17:29.22 .net
>>232
(1) まず C-2p どうし、H-1s どうしで相互作用する。
(2) それを対角化して GO 軌道を作る。
(3) GO間の結合が効率的になるように H原子を再配置する。
現実的な問題を全く考えていないな。
「結合が効率的になるように原子を再配置する」ことが現実にできるのならば123の順を経る必要性が皆無だ。最初から全原子を結合が効率的になるように配置すれば済むのだから。
おまえはどうやって“GO間の結合が効率的になるように H原子を再配置する。”つもりなんだ? ぜひやり方を教えてくれよ。
496:あるケミストさん
21/12/11 21:18:34.11 .net
>>246
軌道支配という概念を知らないのか?
497:あるケミストさん
21/12/12 13:03:45.56 .net
>>71
VB法とエネルギーの関係について甚だしい誤解がある
>>72
XPSの測定値とVB法は全く矛盾していない
破綻と考えるのは誤り
498:あるケミストさん
21/12/12 17:14:39.31 .net
>>130
>>一方、有機化学では共有結合性が強く、電子の往来による安定化が重要になる。
これも誤りだな
ていうか自分で引用した文献にもこの考え方が誤りだという説明はあるのにな
目が節穴なのか頭が空っぽなのか
499:あるケミストさん
21/12/12 17:16:37.47 .net
>>150
>>混成関数 (hybrid function) は同じ原子のAOたちで作った LCAO関数。
>>軌道エネルギーが異なる場合、もはや原子のSchroedinger方程式を満たさず、
>>AO ぢゃない。
完全なる間違い
混成軌道は原子軌道だ
500:あるケミストさん
21/12/12 17:17:32.75 .net
>>163
単なる中傷
501:あるケミストさん
21/12/12 17:18:19.29 .net
>>164
軌道関数は実在しない
根本的に量子論が分かっていないな
502:あるケミストさん
21/12/12 17:20:53.52 .net
>>164
>>n電子系で、n-1個の電子について全空間で積分すれば一電子関数になる
1電子近似のことを言いたいのだろうか? 物事を理解していない人が無理して専門用語をつかって文章を作った時に特有の意味不明な文だな
503:あるケミストさん
21/12/12 17:22:57.96 .net
>>164
・「sp^3 混成軌道」が4つできる
・各々が水素原子と2中心結合をつくる (ハイトラー・ロンドン法のような)
・各軌道が「棒」に対応する。
・Pさんがノーベル賞をもらい、ACSのヒーローになる。
どれも単なるお前の偏見でしかない
504:あるケミストさん
21/12/12 21:05:04.96 .net
>>3
予備校のテキストのってるよね
505:あるケミストさん
21/12/14 11:01:17.64 .net
>>199
>>軌道を論じているときは、ひとまず「軌道は実在する」と考えてるのじゃないですか?
考えてるのじゃないです
そんなことは量子化学のどんな教科書にも載っています
なぜそんな風に思い込んでいるのですか?
ちゃんと勉強してください
506:あるケミストさん
21/12/14 11:04:38.25 .net
>>262
>>今のMO法は空想的MO法かな?
>>それなら科学的MO法を作りましょう。
よく物理板にわく「量子論は間違っている」「相対性理論は間違っている」と同類
量間・相間と呼ばれる典型的なアホ
こいつは何かな? MO間かな
507:あるケミストさん
21/12/19 23:58:50.29 .net
無駄な努力w
508:あるケミストさん
21/12/20 22:03:54.27 .net
>>506
軌道が実在するとか言っちゃう時点で量間だろ
509:あるケミストさん
21/12/25 18:02:21.48 .net
頭が悪いってのは可哀想だなw
510:あるケミストさん
22/01/01 01:35:52.67 .net
>>485
原子価結合法でもどっちの電子かは無意味だけど?
511:あるケミストさん
22/01/15 14:55:38.87 .net
>>487
一ヶ月立ちましたが自分が間違ってることは理解できましたか?
512:あるケミストさん
22/09/27 20:35:28.21 .net
48 ご冗談でしょう?名無しさん 2011/06/12(日) 01:35:25.27
>>39 >>41
共有結合は
AOが混成してできた結合性MOのエネルギーがある核間距離Rで極小をもつ。
ことに基づく。周囲から影響を受けにくい。
イオン結合は
-1/R でゆっくり落ちる静電ポテンシャルと exp(-R/a) で急峻に立ち上るクーロン積分の兼ね合い。
クーロン積分が絶壁ならば、結合エネルギーは静電ポテンシャルに等しくなり、(Madelung定数)/R と表わされる。
周囲の極性溶媒によって静電気力がcancelされると結合力を失なう。溶媒和イオンとなって溶解す
513:あるケミストさん
[ここ壊れてます] .net
>>512
何ゆってんねん
514:あるケミストさん
22/10/20 20:18:41.72 .net
アンチVB法お爺さん、最近めっきり見かけないけどお元気ですか?
515:あるケミストさん
22/12/02 17:10:47.77 .net
祝★馬鹿爺が化学板に来なくなって早一年w
>>486
516:あるケミストさん
22/12/18 22:01:50.52 .net
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