20/12/21 02:02:56.98 .net
>>125
C原子は3つのp軌道により、他のC原子やH原子と共有結合する。
ここで、等エネルギー準位どうしは容易に混成する、というのが効いてくる。
まず C-2pどうし、H-1sどうし混成してGOとなり、次にそれらGO間で共有結合する。
配位結合の場合と同じ考え方である。
金属錯体の場合はイオン性が強く、電子の往来は無視できる。
配位子の効果は静電場と見なすことができる物理の問題。
(田辺・菅野ダイアグラム)
一方、有機化学では共有結合性が強く、電子の往来による安定化が重要になる。
(VB法、LCAO-MO法)
電荷移動錯体はその中間かな。 >>129