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★カラムの基本の"ほ"(フラッシュのやり方)★
168 名前:あるケミストさん[] 投稿日:04/06/20 01:26
>>164
まずカラムを用意しろ。
下がグラスフィルターならよし。フィルター無しならメン栓つめろ。
つめ過ぎると流速が遅くなる。
カラムの上は共通スリか玉すりであることを確認。
いずれも金魚の空気ポンプとつないで使用する。
そしてカラムをクランメル使って立てろ。
出来るだけ垂直に立てろ。
シリカの充填はスラリーによる湿式が無難だろう。
169 名前:あるケミストさん[] 投稿日:04/06/20 01:27
三角フラスコにシリカを必要量いれて展開溶媒でわれ。
溶媒入れ始めるとヌチャヌチャになるがもうちっといれるとサラサラになる。
これがスラリーっつう状態じゃ。こいつをカラムに注ぐ。
ちなみにシリカの量はクルードの重さ×20gくらいが妥当だろう。
展開溶媒の組成はあらかじめTLCで目的物がRf=0.3くらいに上がるくらいの極性。
170 名前:あるケミストさん[] 投稿日:04/06/20 01:28
シリカをカラムに注いだら下の活栓を開け。余分な溶媒が落ちていくだろう。
溶媒面がシリカのトップに達したら活栓を閉じて耐圧ゴム管とかゴム栓とかでカラムの側面を軽くリズミカルにたたけ。
これを専門用語でタッピングっつう。シリカの充填度を高める作業だ。
しばらく叩いていると溶媒の液面に対してシリカの上端が下がってくる。
シリカがより密に詰まってきている証拠だ。活栓を開けて溶媒面をシリカの上端に一致させタッピングを再度行う。
するとまたシリカの上端が下がってくる。この操作を数回くりかえし、出来るだけシリカを密に充填させる。