24/06/03 15:43:01.43 .net
北朝鮮が先月28-29日に続き、今月1日から2日にかけてもいわゆる「汚物風船」を大量に飛ばした。韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は週末だった1日から2日にかけての二日間、タバコの吸い殻や紙くずなどが入った汚物風船約720個を韓国に向けて飛ばしたとのことだ。先月28日から29日までの1回目(約260個)より約460個多い。
北朝鮮が最近2回にわたって飛ばした汚物風船は計1000個に達する。過去1年分の韓国に向けた風船の数(2017年の約1000個)に匹敵する数を、1週間足らずの間に飛ばしたことになる。
2回目の時は1回目と違い、器物損壊などの被害も続出している。汚物を入れた袋が一部、空中で爆発せず、そのまま落下して車などに当たった。幸い、人命にかかわる被害の届出はない。
2日午前8時30分ごろ、京畿道富川市梧亭区では、汚物風船1個が駐車中のトラックの運転席の前輪近くに落ちた後、爆発した。このため、運転席のドアとタイヤに黒い「すす」が付いた。インターネット・コミュニティー・サイトでは「汚物が入っている袋に火薬のような引火物質もあるのではないか」という説が取りざたされている。警察関係者は「風船には空中で汚物が入った袋を爆発させるための爆発タイマーが装着されている。このタイマーが床に落ちた後、爆発してトラックのタイヤを焼いたものとみられる」と話す。警察によると、幸いなことに火事にはならなかったという。
これに先立つ同日午前5時40分ごろ、ソウル市陽川区新亭洞では、駐車中のスポーツタイプ多目的車(SUV)の上に汚物風船が落ち、助手席側のフロントガラスが破損した。さらに午前10時22分ごろには、京畿道安山市檀園区のある集合住宅の駐車場でも、北朝鮮から来たと推定される汚物風船が落ち、乗用車のフロントガラスが割れた。当時、車に誰も乗っておらず、通行人もいなかったため、負傷者はいなかったとのことだ。
ソウル市の関係者は「汚物が入っている袋はたいてい重さが5キログラム以上なので注意しなければならない」と語った。
URLリンク(www.chosunonline.com)