05/04/25 21:37:32 I16EpxHM.net ?#
>>15
サイバラ・オカザキ論はちょっと横においておきますね。面白いんですが。
(確かにそういう見方もあるなぁと思いつつですんで誤解なきよう!)
アダルトチルドレンの話も含めて、階層構造の問題だと思うんですよね。
親を主とした「他者依存」の中から他者との関係性を生成し、共同性や関係性といった
本当の意味での「自立」が促されるのが一般的な「こころ」の成長です。
欧米では孤児に対して里親方式での養育が主になっていることも
家族の重要性をあらわしていると思います。ホスピタリズム。
明治で一つ区切るのは同意ですが、当たり前のお話のような。四民平等からなにから社会様式が変わった中で
ムラが崩壊しないわけが無い。明治維新以後については、小作人と地主、集落と家族という緊密なムラ体質が
根強く残っていたから、逆に家族性の崩壊に歯止めが掛かっていたとも考えられますよね。
それも接点というよりは流浪人になってしまったら食い詰める他無かった、という社会階層の問題と考えます。
価値観の変遷で考えた場合、明治維新・第二次世界大戦終戦・バブル崩壊
の都合三回のヤマがあったと考えます。
で、その中で前2回についてはなんとかやって来れたわけですよ。
「真面目に生きろ」とか「貯金しろ」とか「勉強していい大学に入れ」とかね。
大人が子供に生きる指針を示すことが出来た。この辺は明治以前からずぅっと変わらなかった。
バブル崩壊以降、現在に至るまでは大人が迷走していて子供に怒れない。
道を示すことができない。あいまいな表現でごまかすことしかできない。
早熟な子供を放置しておくことしかできない無力感に対して、親も子供も
DQN氏みたいに家族に対して空虚感をみちゃうんじゃないかと思いますが。