05/04/23 02:05:19 Oe8ufuFN.net ?##
>>12
いや、こういちくんが言っているのは子供にトラウマになるような暴力を振うような
親がいるっていう事実に直面して家族と言うものの虚構性が見えちゃったんだけど
そんなことはどうでも良いじゃないかって事。
もともと、まりあだって家に転がり込んできたうっとうしい野良猫だった訳なんだけど
それでもうれしいと思ってしまう。
「食いつめ女とチンピラ男のノミ取りしあうような御都合主義と予定調和」
クソな世の中を生きていくために必死になり生命を鼓舞する人を描くのがサイバラ流。
何かに向けて心身共に活発に活動させているためにどんな残酷な状況でもよけいな事を考えない
故に無機質でリアルな現実に直面する事も無いし自分の価値観の虚構性や幻想に対して無自覚でいられる
不幸で幸せな人たち。
それに対してクソな世の中で満たされているために生命を鼓舞する事の無い人を描くのがオカザキ流。
何かに向けて心身共に活動させることもなくどんなに豊かでもよけいな事を考えてしまう
故に無機質でリアルな現実に直面し自分の価値観の虚構性や幻想に対しても自覚的になってしまう
幸せで不幸な人たち。
>大人になりきれない親たちが
大人って何だろう?段階以前の親は大人になれた?
>>1に書いたけど家庭崩壊が始まったのは明治維新以降。
昔は親といっても家業の合間に乳をやる程度で皆忙しく家計を支えるのに必死で
子供との接点なんて殆ど無かったのでは?
それでも近所のオヤジ等の大人たちが世話をやき、近隣の原っぱには子供なりの社会があり
親は無くとも子は育つという環境だった。
現代にはどちらも殆ど残っていないが生活に余裕ができ親と子供に接点ができた。
が、社会との接点が無くなり家族は完全に閉じた空間になってしまう。
たった二人の両親で子供を育てるのは明らかに過重負担なんじゃないの?
で、物を買い与えることで代償したり学校やら塾やらに責任転嫁したりと。