20/11/27 08:46:32.64 Q6nFUeCQ.net
金子の入山などの経緯は吉野友人本を読まれるとより具体的に分かるかと思います。
金子の母は入山前に強引にカンパを要望され手持ちのものとお菓子と上着など与えたが
妊娠には気づかずそこが一生悔いている。と
またその後にも吉野の友人とも会い改めて君たちの関係って何？と問われ
伸びきったゴムかしら。お互いその限界まで試しているような。。
という絶妙の答えを返している。
それでも金子は山へ行った。
行間を読んだ方が良いかと。
そこには吉野への限りない愛情と自己犠牲、子供を思う深い愛情など
胎児を取り出す云々で良い悪い言っていた方は
再度山岳ベースに戻された時まで金子は榛名ベースから荷物の様に扱われ
小屋が完成するまで小さなテントに山本、大槻と共に寝袋に押し込まれたまま
食事も水もほとんど与えられず。極寒の中
しかも垂れ流しでテントでの密閉。物凄い悪臭と不潔な環境
それでも彼女は生き抜いた。そこには何としても子供を守りたい。という強い
母性本能から来ているかと。
上のレスで打った貴方耐えられますか？？
吉野への永田にそそのかされ浮気をゲロった時も離婚を宣言したのも総括から
守る為からと。
まぁ吉野友人本からなので二人を軸にしている点を差し引いても悲劇性では１，２
を争う位のものかと。
永田が小屋の戻すと指示したときに女性兵士が一気に金子に寄って身体を拭いたり
着替えさせたり暖房を近くに置いたりしている。
それが女性兵士たちの本能から来たのだと思いたい。
大槻は印旛沼や山岳ベースでの総括の役割やチクリ等もあまり感情移入できないが
金子は永田坂口のとばっちりを再三受け耐えて来ながら任務を忠実に遂行してきた。
彼女自身から来る非と言うものがあまり見えない。（勿論総括に加担していたのは
重たいが）小屋でいきなり涙もろくなって不安定になっていたらしいがよくそこまで
持ちこたえていたと思う。
そこの方向にも考慮を入れてほしい