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・2002年11月、沖縄市内の路上で特別養護老人ホームアルバイトの森屋雄一さん(当時19)を暴行し殺害したとして、傷害致死などの罪に問われた元石油配達員のA被告と高校生B被告(当時共に沖縄市内、17)の初公判が17日午前、那覇地裁沖縄支部であった。
起訴状によると、A、B両被告は、C少年と中学1年の女子生徒の計4人で、11月8日未明に沖縄市海邦町の路上で、森屋さんの胸や腹を拳で殴り、太ももを足で何度もけった上、木の枝で背中を殴打するなどの暴行を加え、全身打撲傷に基づく出血性ショックで死亡させた。
この事件は、養護学校を卒業後、自立に向かい福祉施設で働く被害者に対し、少年らが「遊ぶ車がほしい」などとの理由で、暴行し殺害するという事件だっただけに、大きな波紋を広げた。
初公判で、犯行当日の詳細な状況についての検察官の朗読が始まり、何度も借金をするよう執拗に迫る悪質な犯行の様子が明らかにされ始めた直後だった。
傍聴席2列目に腰掛けていた被害者の父親は、とっさに席を立つと、さくを挟んで背を向けて座っていた主犯格の少年の後頭部を握り拳で殴った。
約40分後に再開した法廷では、検察官が「雄一さんがどんな悪いことをしたのか」「(被告人が)生きている間はどんな事があっても許しません」などといった家族らの心情を明らかにした。
2人の少年は静かに聞き入った。
「拘束、拘束してください」。裁判長の拘束命令に促されるようにして動きだした裁判所職員に脇を固められ、父親は唇を震わせながら、法廷から連れ出された。
殴られた少年は、刑務官に肩を抱かれるようにして出て行った。もう1人の少年は少し驚いた様子で傍聴席を見ていた。(一部略)
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