15/12/30 15:12:52.55 .net
>>774
この場合、競争心が必ずしも良い方向に向くとは限らないのではないか?
彼らは「自分(派閥組織)の手柄だけ」が重要であり、犯人逮捕に繋がるかもしれない情報も
自分の手柄にしたいために、もう一方(ライバル)に積極的には伝えないという競争原理も働く可能性がある
県警同士、あるいは、内部での派閥、友好関係、出世争い等もあるだろう。
情報提供サイトを見るとそれぞれの県警の連絡先も存在する。
提供する人は、近い方の県警に電話するだろうが、その情報の内容を最終的に判断して
実際の捜査等を行うかどうか判断するのは誰なのか?、もう一方の県警がその情報を必要としているか?
していないか?等も総合的に判断もしてから処理することになるだろうが、
その辺りでちゃんと情報共有しているか怪しいものだ。
一方の県警の捜査官の視点から見るとどう考えても無意味な情報でも、もう一方の県警捜査官にとっては
何らかの手がかりになるかもしれない場合もあるだろう。
それは現場レベルで日頃からの意志の疎通ができていないと到底できることではない。
この一点においても県境を越えてしまった事件はより煩雑となる。
今回の事件では被害者を殺害した犯人逮捕が何よりも優先されるべきであるが、
「誰の手柄になるのか」、「捜査過程の失敗は誰の責任となるか」という2つの事柄が
2つの県警が関わることによって、より複雑になっていると予想される。
現に、事件発覚から6年経過しても未だに犯人逮捕に至っていないという結果が存在する。