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淀川女性遺棄事件、養父の妻に懲役２３年…高裁
2014年11月14日
大阪府高槻市の淀川堤防で２０１０年、宇野津由子さん（当時３６歳）の遺体が見つかった事件で、殺人、死体遺棄両罪に問われた津由子さんの養父（自殺）の妻、
宇野ひとみ被告（４０）の控訴審判決が１３日、大阪高裁であった。的場純男裁判長は、求刑通り懲役２３年とした１審・大阪地裁の裁判員裁判判決を支持し、
被告側の控訴を棄却した。
宇野被告は事件への関与を否定し、無罪を主張。実行役の知人の男（４６）（懲役２０年の実刑確定）らとの共謀の有無が争点になった。
的場裁判長は、宇野被告から殺害を依頼されたとする男の証言について「男は服役中で、罪を軽くするために虚偽証言する動機がない」とし、共謀を認定した。
控訴審判決によると、宇野被告は養父や男らと共謀。１０年４月２８日、男が同府能勢町の路上に止めた車中で津由子さんを絞殺し、遺体を堤防まで運んで遺棄した。
2014年11月14日
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