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東京・吉祥寺の路上で昨年2月、アルバイト山田亜理沙さん=当時(22)=を刺殺し財布を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた
ルーマニア国籍の今井アレックス(18)の東京地裁立川支部(倉沢千巌裁判長)の裁判員裁判で、検察側は26日、無期懲役を求刑した。
今井アレックスは19日の初公判で「殺意はありませんでした」と主張。検察側は冒頭陳述で「鋭利なナイフを持ち、背後からいきなり強い力で突き刺しており、殺意はあった」と
指摘した。
起訴状によると、今井アレックスは昨年2月28日未明に日本人の飯塚滉暉(19)=同罪などで一審無期懲役、控訴=と共謀、東京都武蔵野市の路上で山田さんの背中をナイフで刺して殺害、
現金約1万円の入った財布などを奪ったとしている。