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事件もナゾが解れば案外こんなものかもしれない。約十八年間、七度も裁判を繰り返した世紀の冤罪事件・八海事件もフタをあければ
拷問と死刑の恐怖から真犯人が多数犯を偽証していたのである。
吉岡晃が残した三十五冊の告白ノート。この中で吉岡は八海事件の驚くべき内幕を暴露している。
「知能の低い、ウソつき」と正木ひろし弁護士から、決めつけちれた吉岡は警察官、検事をだまし、互いに慣れあい
果ては「裁判官なんて私以下のバカ」と最後っ屁を放っているのである。
日本の裁判がこんなにも愚弄された例はあるまい。それにしてもこんなウソつきの言葉を真に受け、
無実の者を死刑台に送ろうとした裁判官が計二十五人中十三人もいた事実はあまりに深刻ではないか。
記者は約六年間、ときには吉岡と寝食をともにしながら、〝真昼の暗黒〟の真相に迫った。以下はその報告である。