15/04/16 16:30:39.00 ziiKyWm00.net
奈良や京都の寺社などに油のような液体がまかれている事件で
10日、新たに奈良・東大寺や千葉・成田山新勝寺、
静岡・三嶋大社などでも同様の被害が確認されたことが分かった。
この日までに液体がまかれる被害が確認されたのは、
6府県24か所となった。
世界遺産として知られる東大寺では、
国宝の大仏殿と南大門に、柑橘類のような甘いにおいがする液体が
まかれていた。大仏殿は、大仏を乗せる石製の須弥壇(しゅみだん)に、
南大門は金剛力士像の足元にある岩座(いわざ)と
像を守る柵の部分に、まかれた跡が見つかった。
同様のにおいは、同県桜井市の長谷寺でも確認。
奈良県警によると、県内のうち7寺社のものは同じ種類の液体の
可能性が高いという。同県警の文化財保安官は6日以降、
チラシを寺社などに配布して警戒を呼び掛け、東大寺は、
8日に訪問し防犯カメラを点検したばかりだった。
新勝寺では、8日夜に巡回中の警備員が表参道沿いの門に
油じみのような跡があるのを発見。成田署に相談した。
12の建造物の計二十数か所でしみが確認されている。
模倣犯拡散か 三嶋大社では9日夜に、重要文化財の本殿の
回廊の柱に、コップでこぼしたような液体の跡が見つかった。
捜査員によると、ニスのようなにおいがしたという。
相次いで発覚する被害は、悪質ないたずらが模倣犯によって
広がったという見方もある。また、寺社関係者からは
「油を使った祈願かもしれない」と指摘する声も上がっている。
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