17/09/27 22:11:50.83 5m+cSgoZ0.net
『桜さん・・・困ったことになりました』
「どうしたんです?うみこさん」
『実はゲームのアフレコで声優さんの都合がつかなくなったのです』
「それって!?今夜チェックが入るんじゃないんですか?」
『そうなんです。そこで桜さんにアフレコをやってもらえないかと』
「えっ!?私が!?声優さんになるんですか!?」
『そんな大袈裟なものじゃありません。セリフを二つ三つ喋ってもらうだけです』
「それでどのキャラなんですか?」
『妖精姉妹の役です』
「え~?でも私にできるかなあ?それに声もすごく高い感じだし」
『大丈夫です。多少ならば声を加工で対応できるそうですから』
「でもあれって二人必要じゃないんですか?」
『そうです。だから桜さんには二役を』
「せっかくだから、うみこさんも出ましょうよ!」
『えっ・・・いや、私は・・・でも桜さんが言うのならば・・・』
「さあ頑張りましょう!!」
【アフレコ後】
『お疲れ様でした、桜さん』
「えっ!?あ、ああ、お疲れ様でした」
『やはりアフレコって難しいですね。声優さんって大変なお仕事です』
「(うみこさん、加工要らないじゃん・・・)」