12/06/25 01:06:05.76 RR6/N8uQ
>641
一番知りたい部分をスルーされた……
60分テープ再生時、A面B面のそれぞれ最初のほうと最後のほうでの挙動の違いを詳しく観察して欲しい。
特に注意するのは、テープの走行に引っかかり感があるかどうかと異音。
テープの最初より最後のほうが、B面よりA面のほうが走行性が悪化するなら、原因はクラッチ。
また、テープの走行が引っかかったような状態でガリガリと異音が出るようなら、ギヤにまで影響が出ている。
メカの違いがあるとはいえ、1モーター機ならどのモデルでもクラッチで回転差を作り出すことで
再生時のリールの回転差を吸収する構造になっている筈。
このクラッチの滑りが悪く(=伝達トルクが大きく)なると、、それがそのまま走行抵抗となる。
そして走行抵抗が過大になると必要以上にベルトに負担を掛け、ワウフラも悪化する。
しかも、この走行抵抗はリールの回転差の影響を強く受けるためにテープの最初と終わりとで走行性が変わるし、
またベルトの掛け方からA面の方がより強く影響を受ける。
(モーターから引く方向を見ると、B面用のキャプスタン軸が最も手前にある)
で、厄介なことにクラッチを放置したままベルトを交換しても、全く意味がないばかりかベルトを傷めるだけ。
それどろこか過大なトルクが他のギヤを変形させてしまう場合もある。
(自分のEX9がこの状態になり、複数のギヤを交換した事がある)