【大高忍】マギ ネタバレスレ 第34夜【サンデー】at WCOMIC
【大高忍】マギ ネタバレスレ 第34夜【サンデー】 - 暇つぶし2ch244:名無しさんの次レスにご期待下さい@転載禁止
14/04/28 01:36:04.42 KyhnYxDB0
出合ったばかりの頃の話
シバ「アルバ…みんな一緒に寝るの?」
アルバ「そうさ。ここは狭いからね、それに家族みたいで素敵で、寂しくないだろう。
シバも時々はお父さんやお母さんと一緒に寝たんじゃないかい?」
シバ「そんなことしたことないわ。神父さま達は、私は生まれてすぐに教会の前に捨てられたんだって仰ってた」
アルバ「…。おいで、シバ」
アルバ「そう緊張しないでシバ」
そしてアルバは優しく私の手に触れた。私は幸せだった。まるで両親と一緒に眠っているように感じた。
アルバもソロモンも親切で、彼らはまるでみんなの父母のようだった。
大きくなったら、彼らのようになりたいと思った。
まさに二人のように、お互いに尊敬しあって、誰にでも思いやりを持っているような二人に
私はあんな男女になりたいと思っていた。そう思っていたけれど…
シバ「どうしてこうなっちゃったかな…」
シバ「ねえファーラン、どうしてあなたはソロモンじゃなくてワヒードだったの?」
ファーラン「妥協アル」
シバ・ワヒード「ええええ?」
ファーラン「嘘アル」
シバ「よ、良かった…」
ワヒード(良かった…)
ファーラン「単純なことアル。最終的に好きになった男がこの元気で分かりやすい以外には能が無い、食べることとおっぱい

のことしか考えてないこいつだったってだけアル」
ワヒード「それ良いとこねえじゃねえか!」
ファーラン「落ち込むなアル、私はおまえの子を産んだアル。私はこの先一生おまえと生きる決意をしたってことアルよ!」
ファーラン「シバ、おまえもとっととソロモンの子供を産んじまえアル」
シバ「ええ!?こっ子供!?」
シバ(ファーランはああいってたけど無理だよ…)
ウーゴ「おかえりソロモン、アルバ!」
ウーゴ「どうかしたのかい?ソロモンの様子が変だけど…」
アルバ「ちょっと色々あってね…。他の種がソロモンを尊敬しているが故に作った、ソロモンの像を見てしまってんだ…」
ウーゴ「ああなるほど…彼そういうの嫌いだからなあ」
ソロモン「おしゃべりはやめろよ。ウーゴ、調査の進行について話す方が重要なんじゃないか」
ウード「そ、そうだね」
アルバ「そ、そんなことよりさ。他の種がまた私達のことを知りたがっていたよ」
ウーゴ「えっ何だって?」
アルバ「なぜ魔法使い達は老人や、子供がほとんどいないのかだって」
ウーゴ「ああまたそれか」
セッタ「私達魔法使いは老化をコントロールできるだろ。有能な魔法使いは数百年生きることが出来る。
僕達が老いないなら、何かを急ぐ必要も子孫をもつ必要もないんじゃないか」
アルバ「800年前は人間は一年中性交してて、いつだって子供を作ってばっかりいたんだってさ。元気なことで」
シバ「ちょっとそんな話しないでよ!」
アルバ「あはは、シバは初心だなあ」
イスナーン「アルバは俺達の中で一番年上だぜ、アルバの考え方は俺達とは全然違うんだ」
ソロモン「そうだな、当時はほとんどの人間は50歳まで生きられなかった。彼らは繁殖するしかなかったのさ」
ワヒード「そうするしかなかったからしただけじゃあねえだろ」
ワヒード「好いた女との子供はいいぞお。おまえもそうしろよソロモン」
ソロモン「そうだな、まだ早いからあと200年くらいたったらな」
ワヒード「冷めたこと言うなよ!」
ソロモン「分かってるよワヒード、冷めた事だってな。たとえ俺が家族愛について他の種に語っても、俺自身はそれを経験し

たことはないんだ…」
ソロモン「兄弟もいないし。俺は両親間の愛も、父から息子への愛も一度として感じたことは無い」
ウーゴ「ソロモン…」
ソロモン「イスナーン、セッタ」 「ワヒード、ファーラン」
ソロモン「俺はお前達をみているととてもうらやましいんだ。そしてそれと同じく、おまえ達をとても尊敬する。」
「俺がもっていない、家族に対する愛情をおまえ達は持っているんだ。」


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