12/11/25 13:16:01.37 D1ZoFDT+0
ぬる、と音を立てて熱が捩込められた。下腹部からはい上がってくる快感に、声を出してはならないときつく唇を噛んだ。
「気持ちいいんだ?ヅラ」
「ヅラじゃない…気持ちよくない」
「強情な奴」
嘲笑うかのような声色。ク、と喉の奥で笑いを漏らすと、容赦なく子宮をペニスで叩きつけてきた。膣内がぬめり擦れる度に、背中を走り抜ける快感に眩暈がする。
「乳首こーんなんおっ立てて、今更気持ち良くないなんて有り得ねーだろが、あん?」
「くっ…う…!う…!」
「声出せって…ホラ、下の口みたいにぱくぱくしてみろよヅラァ」
「あ!…ッ!ン!」
初めて体を繋げた…正確には無理矢理犯されたあの日から、ほとんど毎日のように桂は銀時に調教されるかの如く何度も何度も抱かれていた。
優しさなんて、無いに等しい。好きなだけ貫かれ、好きなだけイかされた。すっかり開発された桂のそれは、何をされても快感しか拾ってくれない。
今も動きだして僅かだというのに、きゅうきゅうと銀時のペニスを締め付け、何度も絶頂を迎えている。
「ひっ…あ!」
「おいおい、まぁたイったぜ?ヅラのえろまんこ。ぴくぴくって痙攣してんぞ?おまんこ、ちんぽでズボズボ擦られて気持ちいいんだろが、まん汁垂れ流しまくりやがって。このド淫乱」
「いやぁ…!やだああぁ!」
銀時は、中にしか出さない。奥にたたき付けるように、精子を子宮に流し込む。妊娠するのではないか、と毎回思うのだが、幸いにもその兆候は見られなかった。
ぐちゃぐちゃと結合部からたつ音が激しくなる。
桂は何度も絶頂を繰り返していたが、ようやく銀時が絶頂を迎えるようだ。
ぎゅ、と抱きしめられた、と同時に最奥へとペニスが貫かれる。
「く…」
「…っ、あ」
どく、と音をたてて、銀時のペニスが爆ぜた。中に温かいものが出されている感覚で、桂も何度目かの絶頂を迎える。
ぴちゃ…と舌を絡ませ、吸い上げて口づけを繰り返したが、そこに愛の言葉はなかった。
それでも。
桂は知っている。
行為が終わった後、自分が眠っている時に、必ず銀時は言うのだ。
悪かった
好きだ
こたろう
と。
結局は自分も甘いのだ。これが恋なのか、愛なのか、まだ自分でもわからないけれど。
「…なあ…」
呆けていると、体を繋げたまま銀時が口を開いた。
何度かためらって、
「やっぱ何でもねー」
と言って、ずろ、と白濁に濡れたペニスを引き抜いた。とろ…と精子が溢れ出してくる。
「ひ…」
その感覚に、桂は体を震わせた。
「も、一回ね」
「もう…いいだろうっ」
反抗したが、銀時の前では何もかもが無意味だった。俯せにされ、腰をぐい、と掴まれると一気に奥までペニスで貫かれる。
「ふざけんな、一回で満足するわけないじゃん」
「イ…!ふああん…っ!」
「えろまん。突っ込んだだけでイきやがって」
「や…!後ろやぁ…!うあああ!」
ばこばこと、後ろから貫かれるのが一番気持ちいいのを、銀時は知っている。
容赦なく貫かれて、桂は何度もイった。
心にチリチリとした痛みを感じながら。
それでも逃げないのは。抵抗しないのは。
ああ、それは愛とは呼べるのだろうか。
桂は布団をぎゅ、と快楽に流されないようにと強く握りながらひたすら声を抑えるのだった。