13/02/27 04:17:43.84 7X/j49dY0
>>862-863
話がサクサク進んでいることの副作用ですね…
描写不足等は同意の上で。一応、以下反論?のようなもの
【要約】鑑はかってにルーチェを強いと判断してて、当のルーチェは弱いと自覚してたけど
それでも先生のパートナーに相応しい人間になろうと、先生の評価に近づけるようにがんばろうと
一歩を踏み出しましたとさ、という話だったのかも
鑑がルーチェを「(オタクとして)強い」と言っていることと、
ルーチェが実際に「(精神的に)強い」かどうか、というのは繋げなくていいのかなと思いました
鑑の思う「(オタクとして)強い」と、読者やルーチェ自身の思う「(精神的に)強い」は別の評価軸なのかな、と
ルーチェが(精神的に)弱いというのは間違いなく、作中でもハッキリ描かれていて
ルーチェ自身も「先生に認められているパートナーとは程遠い」と自覚しています(5巻37話の征十郎との会話)
「鑑の評価(つよい!)」と「ルーチェ自身の評価(よわい!)」には大きな差があって、
読者から見た評価は後者と同じ「かよわい!萌え!」になると思います。
ゲームでは強いかもしれないけれど、それは虚構でしかない。
現実のルーチェではない荒木光太郎は弱い。
そして女の子にないはずのものがあるわけですね。いえ、みんなの大好物だからいいんですけどね。
んで、3ばかトリオとの屋上トラブルを機にルーチェは鑑に反抗するわけですが
ここは捻って「鑑の望むパートナーとしてふさわしい人間になろうと決意した」という文脈で読むと良いのかな、と思いました
ウロボロスで鑑がルーチェにぶつけている「罵倒」は、裏返せば「期待」ですから
「姿を変えなきゃ現実から出てこれないなら、ゲームから出てこようとすんじゃねえ」
→かわいいものが好きなお前のまま、姿なんて変えずに堂々と現実に出てこい、
俺のパートナーであることに相応しいお前のままゲームから出てこい
「お前はルーチェじゃない!俺がパートナーに見込んだヤツはそんなヘタレじゃねえ」
→お前は俺がパートナーに見込んだルーチェだ!
お前は強い望みを持って(おそらく今の鑑が失ってしまっている物)、それを実現しようとする(俺をワクワクさせる)人間に決まってる!
これらの「罵倒」を4巻36話の「ゲームも現実も関係ない、お前は俺のパートナーだからだ」がベースとなる「期待」だと読み替えると、
ルーチェは鑑の期待に応えるために今の「弱い」自分を隠さずに「強くなろう」と決意し、一歩を踏み出した…という構図になるのかなと
ラブコメで例えると
ツンデレヒロイン(鑑)が「アンタみたいに情けない男なんて好きじゃないんだからねっ///」っていじけてるのを
主人公(ルーチェ)が「キミに相応しい男になるよ…」と正面からギュッと抱きしめる
そしてヒロイン(鑑)が「サラマンダーより、はやーい」と言って喜んで恋に落ちるわけですね
もしくはスポーツとか音楽で生徒(子)に強い期待を寄せるあまりに厳しい課題を与えてシゴキを行っている
生徒の方も最初は戸惑いながらも、先生(親)の期待に応えようとしていく…という感じ
要するにSとMなんじゃないですかねこの二人ってことです
ごめん、ちょっと眠いんで支離滅裂な文章かも