12/10/02 19:16:38.69 1jH/Qvi70
>>811
治療にとって最良なこと、最善を尽くしても
それを患者さんが喜ぶとは限らないのよね
治療効果としては気休めでも、
少しでも時間や面倒やお金がかからない手軽な治療、
即効性がある治療だけを求められることもあるようなので
だからヤブ医者名医って、治療だけじゃなくて接客面、病院と言うシステムの
機能も大きいから、一概に言えないよ
待たせない医者がいい医者、みたいな
技術的なことの本当のところは医療従事者同士じゃないとわからないし
それから、学会制度、認定医制度によって一応最新知識と技術の維持は
ずっと義務付けられるようになった
昔と違って医療訴訟の賠償金の額が大きくなりそうだと
目の色変わる人種はいるわけで
学会は昔は役所のカラ出張みたいなところがなきにしもあらずだったけど、
今は厚生労働省の監視が厳しいので、お勉強合宿、研修で
試験や論文提出もあって、落っこちると認定資格剥奪も普通にある
それから、薬の消費税は昔からずっと患者負担ではなく医療機関が全額負担しています
患者さんの分も薬屋さんに自腹で医療機関が払っているんです
患者さんから消費税分は取っていないんです
薬も、ジェネリックジェネリックって言うけど安い分古かったり効果薄かったり
副作用強かったりするものも多いのよ
ここで消費税が上がったら小売で言うと、仕入れた商品の値段が10パーセント上がって
自動的に利益も10パーセント減るわけですよ
倒産する病院増えると思う
普通のお店と違うのは、皆保険制度、1点10円の診療報酬なので消費税分を価格に反映して
値上げすることができないこと
薬の価格の主導権は、今は完全に厚生労働省と製薬会社が主導権を握っています
製薬会社は吸収合併が多くて大手はほとんど外資系です