12/06/25 22:41:16.72 Oy6r89aG0
>>616の続きです
これで今回のは終わりです
お騒がせしてしまってごめんなさい
みつどもえの復活を祈って…
伊藤「お、おがちん！」
緒方「詩織一部始終見せてもらったわ。抜け駆けは厳禁っていつも言ってたよね？」
伊藤「ど、どうして…？おがちん、お兄ちゃんのところへ行ったはずでは…」
緒方「甘いわよ詩織！私を誰だと思ってんの？佐藤君が危機に瀕しているのに私がのこのことその場を離れると思ってるの？」
加藤「詩織ちゃん…。今ならやり直せるよ。ね。おがちんに謝ってまた一緒に佐藤君を」
伊藤「だ、だって！…だって佐藤君は一人なんだよ！いつかはこの中の誰か一人だけが選ばれることになるんだよ！
３人いつも一緒ってわけにはいかないんだよ…だからだから…」
緒方「それで詩織、あんた一人で佐藤君に果敢にアタックしてあっけなく撃沈してるじゃない！？」
伊藤「それは…」
緒方「まずはこの三人が佐藤君の愛されガールの候補になるよう精進するしかないのよ。まだまだだわ。私達。」
加藤「うん。そうだよ詩織ちゃん。歴史を作らなきゃ佐藤君との。私もまだまだ愛されてないよ佐藤君に」
伊藤「真由美ちゃん…」
緒方「さ、どうするの？また単独行動とって繰り返し振られるつもり？それとも私達と一緒に成長する？『佐藤二スト』として」
伊藤「佐藤二スト…」
緒方「詩織はほんと危なっかしいんだから！あんたが単独行動とって成功したためしなんてないでしょ？」
加藤「詩織ちゃん。一緒にいこ？」
伊藤「……うわああん！ごめんなさいおがちん真由美ちゃん！」
緒方「（真由美…あんたの言うとおりだったわ。危うくだまされるところだった。なんで詩織の魂胆が判ったの？）」
加藤「（ううん。勘だよ。ただの偶然の勘…）」
緒方「（そう…？だまされてるふりまでして？）」
加藤「（だって大事な仲間の詩織ちゃんを改心させるためだもん…でも詩織ちゃんに悪いことしちゃったな…）」
緒方「（ううん！これでいいのこれで！）」
加藤「（おがちん…）」
緒方「（真由美…）」
---------------------------------------------------------
みつば「何？あの変態集団？やけに気色の悪い団結臭がするんですけど！」
杉崎「いつものことじゃない？それよりなんだか甘ーいいい香りがするんだけど？」」
吉岡「それはみっちゃんの汗の…」
宮下「みつばのことなんてどうだっていい！それよりかなんで三女は私のこと宮ちゃんって呼ばないのかそのことの方が重大だろ？」
吉岡「ま、まあ…杉ちゃんも松岡さんももうニックネームで呼んでるもんね」
宮下「おい！三女！何故なんだ！？私の何が悪い！？」
ひとは「ひと言で言わなきゃだめ？」
宮下「二言三言あるのかよ！」
ひとは「それぐらいにしておいてあげるよ」
吉岡「宮ちゃん…それぐらいで泣かなくたって…。代わりに私が宮ちゃんって言ってあげるから。宮ちゃん宮ちゃん。ね？」
宮下「うう。やっぱり吉岡お前が私の心の友だ…」
杉崎「やれやれ」
みつば「ばっかみたい…」
☆
矢部「（ああ。やっといつもの６年３組になってきたなぁ。なんだか嬉しいな…。みんな仲良く。僕の理想のクラスだ！）」
ひとは「先生」
矢部「ん？何何？ひとはちゃん！」
ひとは「今週から今迄どおり先生のところでガチレン観ますからその積もりでいて下さいもちろんチクビに会いに行く為なので誤解のなきよう」
矢部「ええ！？」
＜おしまい＞