12/06/24 02:04:42.27 9hXRIYi20
>>475の続きだよ
伊藤「私達が佐藤君の支えになるなんて、そんなの全然違うよ」
緒方「ちょっと詩織！それどういう意味よ！」
伊藤「私、世間がこんなことになっちゃって今一度冷静になって周りを見直してみたの」
緒方「見直すって…私達に何か見直さなきゃいけないことなんて何かあったってわけ？」
加藤「……」
伊藤「うん、あったよおがちん。本当のこと言うよ？」
緒方「もったいぶらずにさっさと言いなさいよ！」
伊藤「佐藤君は…」
緒方「佐藤君は？」
伊藤「佐藤君は、おがちんのことを嫌ってる」
緒方「は？は？はぁ～？なにそれ？ば、ばっかじゃないの？そんなわけないじゃん！」
伊藤「『こんなに愛して尽くしてるのに』とでも言いたいの？おがちん？」
緒方「あったりまえじゃない！詩織は一体私の、私達の活動の何を見てきたの？？こんなに佐藤君愛を体現してる活動なんて他に存在するわけないでしょ！？？
ちょっと真由美！あんたからも一言言ってやりなさいよ！」
伊藤「真由美ちゃんは…フフッ。もうわかっているよね？」
加藤「……」
緒方「ま、真由美？」
加藤「…おがちん」
伊藤「真由美ちゃんも佐藤君から嫌われてる。真由美ちゃんはそれをわかっておがちんと一緒にいるんだよね？」
緒方「真由美…それどういうこと？」
加藤「…私は佐藤君に嫌われても…おがちんと一緒に佐藤君を観続けられたらそれで…」
緒方「真由美…」
伊藤「で、残念なんだけど、悪いうわさ聞いちゃったんだ」
緒方「な、なによ？」
伊藤「それは、佐藤君が警察にストーカーにあってることを言っちゃうんだって」
緒方「だからどうしたっていうのよ！それってあの剣道女のことでしょ？！」
伊藤「おがちんって何にも知らないんだ。本当のストーカーって私達のことなんだよ？ね？真由美ちゃん？」
緒方「なんで私達が佐藤君のストーカーなのよ！わけわかんない！真由美！詩織一体どうしちゃったの？」
加藤「…ひっく。おがちん、私達もうダメなの。警察に捕まっちゃうの…ストーカー犯として…ひっく」
緒方「そんなわけないでしょ！ちょっとお兄ちゃんに会って本当の事言ってくる！」
伊藤「ふふ。で、今日の活動はどうするの？お・が・ち・ん？」
緒方「き、今日は無しよ！どうせ詩織も誰かの変な噂に翻弄されてるんでしょ？すぐに真相突き止めるからそれまで活動休止！」
加藤「…おがちん…ひっく」
伊藤「（うふふ。これでSSS隊もしばらくは動けないわね。おがちんったら口ではあんなこといってるけど顔青ざめてるのありありだったし。
真由美ちゃん泣かせちゃったけどでも心を鬼にしなきゃね！佐藤君を独り占めするにはまず味方から撃ち落とさなきゃ！さて後はふたばか…）」
伊藤「千葉君」
千葉「なんだよ？」
伊藤「千葉君あのね私、ふたばちゃんが沖縄に行った理由知ってるんだけど」
千葉「さっき本人が言ってただろ？怖くなったからって」
伊藤「ううん違うの。そうじゃなくて…それは単なるきっかけだったの。実はね…」
ごにょごにょ…
千葉「な、な、なんだってー！！」
＜つづく＞