12/02/18 13:32:48.48 QfzyOMxE0
>>15の続き 分断ミッションは実はあれで良かった件
大事なことは、護衛軍が危機を恐れるあまり、王を連れて瞬間移動などの厄介な能力で逃げ出す…
という選択肢を選ばないように、作戦全体を大人しく演出することだ。
軍隊による無差別爆撃…人類渾身の抵抗などと間違われる可能性のある、
派手な攻撃なんぞもってのほか。
その為に有効な手筈とは、自分らは害虫駆除などではなく、
実は人類代表として蟻の王と、正々堂々の勝負を望んでいる…と錯覚させること。
それにはやはり少数による作戦展開が望ましい。地味な演出・展開。これがまず一点目。
次。分断の具体的手段。
ネテロは降下作戦の途中、受け攻めの想定の中で、
空中の敵本体を殺さずに(…死後に自由に動き回る念が厄介)、遠くに運び去る技を用意し、実際に使った。
基本ラインとしてこの手の、殺さず生かさずの作戦が二点目。
モラウの監獄煙掟みたいなのがまさに有効。つまり運び去る念以外にも、
ネテロにもゼノにもそんなのの用意がまだまだあったんじゃろう、という推測。
余談。しかしながらネテロのまさかの想定外は、たまたま釣れたんで飛ばしたった間抜けなネフェルが、
個人的能力にまつわる制約を逆に利用することで、ネテロの運び去る念に抗し切れたこと。
簡単に言うと、減らした筈の護衛が再び舞い戻って来た、という誤算。
読者視点でいうと、分身・分裂をしないネフェルだけが唯一運べそうな護衛軍だったのに。
そういや…黒子夢想でネテロの運び去るオーラの影響力から抜け出すことは不可能だったのかしら?
出した黒子の立ち位置にも運び去る念の効果が及ぶなら、やっぱり抜け出せない? 物理的に。
スペースシャトルの先端に、撃ち揚がる勢いで押し付けられた文楽の人形使いは、
自分の文楽人形を投げっぱなしジャーマンで投げ捨てることはできないかしら?