11/12/06 17:34:28.22 nvc4g1h30
今回はホント>>960で充分だと思うんだけど、一応やや詳細バレ
舞台は18世紀、ヴェネチア。カーニバルに沸くこの街をジョーカという一人の少年が歩いている
身無し児のスリ団の一人である彼は、この世には表と裏がある、どうせ俺は裏側の人間さ、と僻みつつ
祭りの中トントというサルを相棒にしてスリを繰り返し働いている
そんな彼が次に目を付けたのは四角い荷物を背負った短髪の男
すれ違いざままんまと財布をすり取るが、同時にぞっとする気配を感じる
(俺と同じ表とは違う匂い…いや俺なんかよりずっと裏の…奥の方に…)
その場を逃げ出し仲間と合流した彼は彼らを束ねる暗黒(ネーロ)という犯罪組織の下っ端、ルマーカのところに向かう
稼ぎを徴収される少年たち。その中の一人、ピグロという少年がコイン1枚しか稼げずに彼の逆鱗に触れてしまう
斧を振りかぶり腕を切り落とそうとするルマーカからピグロを庇ったジョーカも、怒りに触れ殺されかける
その時、突如ルマーカの全身に鬼火が絡み付き彼の動きを止めてしまう
何処からか響く声。「ったくよォ…盗られたもん取り返そうと思っただけだっつのに…随分取り込んでるとこに来ちまったぜ!」
霊なんざいるか、出てこいブッ殺す、とわめくルマーカに俺が用があるのはテメェじゃねぇ、と現れる先ほどの男
「さあー見つけたぞクソガキ!俺の財布返しやがれ!」
無視されて憤慨し、斧で切りかかるルマーカだが、今度は死者の魂が彼にまとわりつく
男曰く彼らはルマーカに殺された人々の魂らしい。「テメェも悪党のはしくれなら汚く死んでく覚悟つけろや!!!」
テメェは何者だ、といいつつ息絶えるルマーカ。「死刑執行人(マニゴルド)!聖域から来た蟹座の黄金聖闘士さ!」
「これでこいつらも成仏すんだろ なァ?クソガキ!!」 悪い顔でジョーカを見下ろすマニゴルドで次号へ続く!
この前アシ時代の師匠に会った、てのはヴェネチアの資料を借りに行ったのかなー、と思った
あと最後のアオリがカルディア編と同じく本人視点のイケイケモードに変わっていたので必見。