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担当の編集者にはアイディアを出さないようにしてもらっている
URLリンク(matome.naver.jp)
↑を探してる最中に死ぬほど同意した書き込みがあったので↓に貼っとく。
あまりにも巨大化してしまったワンピースビジネスの行きつく先 2012/8/19
By ぐりとぐら
数年前に尾田さんが監修した映画が大ヒットして以降、TV番組でもワンピースが取り上げられることが多くなり、タレントもワンピースファンを自称する人達が急激に増えた。
そしてそれに伴ってワンピースの初版発行部数は巻を追うごとに増えていき、今では前人未到の400万部を突破して堂々の日本記録を更新し続けている。
しかし肝心の漫画の内容、おもしろさはどうかというと、まるでそれとは反比例するかのようにつまらなくなっている。
その一番の原因は「話の描きすぎ」である。
ワンピースはルフィが主人公であり、あくまで話のスジはルフィを軸にすすめていくべきだ。
なのにワンピースに登場するキャラクターは、とにかく全員が主人公であるかのようにしゃべりまくる。
おまけにキャラクターの全員が全員、これでもかと言うばかりに逐一ボケ倒すのだ。
これでは話が全く進まないのは当然である。
ジャンプでのワンピースの位置づけはバトル漫画である。
そしてバトル漫画の読者はバトルを読みたいのだ。
過剰なまでのギャグはギャグ漫画に任せればいいはずだ。
尾田さんは自分につく担当編集者に「話のアイデアは一切するな。すべて自分が考えた話にしたいので」と言うそうだが、
皮肉にも編集者という他人の意見をシャットアウトすることが、どれほど漫画を独善的にし、つまらなくするかということを自ら証明してしまっていることになる。
少なくとも初期の段階ではこんなクソ漫画ではなかった。
それこそ新人の頃は他の漫画家と同様、編集者と二人三脚で描いていたのだろう。
しかしあまりにも売れすぎて、ワンピースをめぐる周辺のビジネスが巨大になりすぎた。
初版発行部数という結果を出し続けている尾田さんに、一サラリーマンである編集者が口出しできなくなったとしても何ら不思議ではない。
結果的にこのビジネスでできるだけ儲け続けようという周辺の利害と尾田さんの利害が一致し、ますます物語は膨張され話は引き伸ばされ続けることになる。
そこにあるのはファン不在の徹底した商業史上主義だけだ。
もはやこのワンピースビジネスは作者である尾田さん自身でさえ、コントロールが及ばないところまで来てしまったのではないだろうか。
その一番の被害者はまぎれもなく連載開始当時少年で、十数年経ってもこの漫画に付き合わされている読者のみなさんだろう。
一方で作者の尾田さんもまた、度を過ぎた商業主義に躍らされる被害者と言えるのだ。