13/05/03 14:40:54.76 7L7gOq0b0
上坂すみれについては思うところが本当にたくさんあって、お前が礼賛してるその政権が 300 万人は粛清してることについてどう思うのか?
というのをいずれ聞いてみたいと思っている。大真面目に。
内戦や戦争犯罪を除いて考えたとき近代の為政者の虐殺といえば、欧州ではスターリンとヒトラー、アジアであればポル・ポト、
中南米であればトルヒーヨ、環境保護主義者バラゲール、そしてブードゥーの大司祭フランソワ・デュヴァリエといった人々が挙げられると思う。
いろいろあるけど、現代においてそうした人物が虐殺をしてきた時代を礼賛することって基本的には社会的に認められてない趣味だと思う。
アメリカではアル・ゴアっていう馬鹿がバラゲールの環境保護政策を礼賛するということをやったのだけど、
それはバラゲールが環境を破壊する人々や自分の政策に反対する政敵を徹底的に虐殺したことを知らないというだけだと思う、
さすがに(バラゲールは汚染物質を垂れ流す工場経営者だけでなく焼畑農業をやる貧しい黒人をも環境を破壊するといって弾圧、虐殺した)。
まあバラゲールはちょっと別格だ、異常すぎる。虐殺の結果環境保護は実際に達成できたというのもタチが悪い。
いずれにせよだ。ヒトラーとかを好きだという人はいるが、それらはネオナチに典型的に見られるように社会的な弱者が
「力のある排外的な存在を崇拝することで弱い自分を克服していく」というまあなんというかダサい精神的な作用とみなされることが多い。
デュヴァリエやバラゲールを好きだという日本人を正直自分以外に知らないのでその辺どうなのか知らんが、
そういう人達を好きであることはわりとダサいと思ってるし、好きである以上様々な史実を真摯に見てなるべく広い視野を持つことが必要だと思っている。