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韓国では、高品質な明太子市場を開拓するため開発されたという「キム・テワン明太子」が、
消費者らから好評を得ているとして、韓国の複数メディアが報じている。
創業者自らの名を冠したを開発したこの商品を販売するキム・テワン氏によれば、
最近になって日本産の明太子が日本市場のみならず、世界市場を占領し、明太子の発祥国が
日本と誤って知らされている状況を遺憾に思っているという。
2008年に今西一氏と中谷三男共著によって出版された「明太子開発史」によると、明太子は朝鮮半島
の保存食だったスケトウダラの卵の塩・トウガラシ漬けの「明太(韓国読みではミョンテ)」を
明治後期に、半島に居住していた日本人が「明太子」と命名。釜山の日系商店、樋口商店が、
本格的に量産・製造を始めた。同時期の1905年に関釜連絡船が就航し、下関に明太子がもたらされたとされている。
テワン氏は、日本の有名専門フード会社の株式会社やまやフーズで、23年にわたり研究開発業務に
参加していた経験があり、自国の食べ物のグローバル化とともに、明太子の発祥国は、日本ではなく韓国だと
世界に伝えたいという思いが、この明太子ブランド開発のきっかけになったと語っている。
また、韓国の一部メディアでは日本は外国の食べ物を受け入れ、自国の食べ物として、再創造する技術が卓越している。
キムチにしても、明太子にしても同様だ。韓国の代表的な食品といえる明太子は、日本では一つの分野にまで発展
したが、我が国ではせいぜい塩辛でだけ食べる水準に止まっているというのが残念だとする、
テワン氏のコメントも伝えられている。(編集担当:李信恵・山口幸治)
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