06/11/17 01:34:57 t91g273u
ある休日の昼、廻転寿司に入った。
廻転寿司と言えど、私にはちょっとした贅沢である。
私が席に着き、程なくして小さな男の子を連れた母親の
親子連れが私の隣に座った。
寿司の回転方向からして、私が上流で親子が下流側に居る。
流れて来る寿司を見ていると、鮪が見えたので、「あ~、あれにしようかな」と
思って、それが近付いて来た時である、母親が子供に
「ほらマグロ来たよ~、あれ食べようね~」と言うのが聞こえた。
私はその皿を取ることが出来なかった。
その後も母親は、その都度食べる皿を子供に言って聞かせている。
しかも、それがなぜか私の食べたいのとカブるのである。
その日はハズレだと思った。