14/04/10 12:45:52.40 q9Mr+vao0
まず制空戦についてですけど。
とりあえず県内唯一のテレビ局である西日本放送との繋がりがカギだよね。
県内で西日本放送にパブリックリレーションズの仲介なんかをやってる広告代理店などから
クラブフロントに出向してもらって、PRの投下量を大幅に増やす。
試合のニュースとかよりも、県内のイベントに参加協力しましたみたいなニュースの方がいい。
もちろんサポーターもユニ着用でできるだけそのイベントに参加。
まずは、クラブが地域社会の一員として地域と共にある、なんだか頑張ってるらしいよっていう
イメージ作りが重要。
で、ここからは実際にファンやサポーターに取り込んでいく地上戦なんだけど。
マス広告やチケット販売チャネルへのPOP展開は航空支援だと思ってください。
実際の制圧には歩兵が必要で、歩兵はサポーターで、その主な兵器は口コミです。
制空戦で地域密着のイメージが浸透した後なら口コミはかなり有効な攻撃になります。
あと、招待券の撒き方一つとっても、手当たりしだいにタダでバラ撒くのではなくて、
例えばSMやGMS、HC等とタイアップして、お買い上げ賞に使ってもらうとかすれば
招待券に価値を作り出す事が出来ますね。
消費者ってのは、タダでもらった招待券より何かの消費行動についてくる景品の方が、
価値ある物に感じるものなのです。
それからもう一つ大切な事は、ロイヤルティ戦略ですね。
新しくファンになったエントリーファンを放置するのではなく、しっかりロイヤルカスタマーに
成長させていかなくてはなりません。
スタジアムに来る人の数は放っておけばだんだん減っていくのが自然なのです。
だから常に「上客」として扱われる事のメリットと、そのメリットを手に入れたいという欲求を
喚起していかなくてはなりません。
以上、まあお金がかかる事だけど、選手を補強する金をケチっても、ここだけはしっかり
やらなくてはクラブが盛り上がる時は永久に来ないでしょう。いいサッカーをすれば客が入るとか
勝てば客が入るなんて事はあり得ない。盛り上がってるクラブはちゃんとマーケティングに
力を入れているクラブなんですよ。