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「選手と観客一体感」 京都スタジアム、府が整備素案
URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)
京都府は11日の府議会文教常任委員会で、亀岡市で計画するサッカーなど
球技専用競技場「京都スタジアム(仮称)」の整備素案を明らかにした。
観客席の最前列をフィールドと同じ高さにして選手と観客の一体感を高めるほか、
コンサートや結婚式など競技以外にも利用し、稼働率を高めていく。
素案によると、座席幅を広く確保するほか、個室の観戦席や託児所も設ける。
スタンドに屋根を設け雨でも快適に観戦できるようにする。
サポーターが立って応援しやすいように、はね上げ式座席の採用や音響効果への配慮も検討していく。
このほか、スポーツジムやフリークライミング設備、山並みを望む展望台やレストランも併設する。
コンサートや結婚式、フリーマーケットなどにも活用していく。
建設地の近くに生息する天然記念物のアユモドキに極力影響を与えない工法を採用し、
スタジアムを保護・発信拠点とするという。
指定管理者などによる「公設民営」の運営を検討し、運営にかかる府の負担額は
年間2千万~7千万円程度になる見通しも示した。
今後、有識者や府民の意見を聞き、府は新年度から基本設計に着手する。